−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/ 7) 975.4 982.0 962.1 977.2 + 6.3 (24/10) 989.9 994.6 975.0 990.1 + 6.6 パラジウム (24/ 9) 889.50 896.50 871.00 889.50 - 3.30 (24/12) 883.00 899.00 880.00 897.10 - 4.10 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 42,843 32,821 85,991 (- 1,687) パラジウム 3,474 3,607 28,151 (+ 466) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 38,834.86 + 56.76 前日 157.71/73 1.0733/35 ・ナスダック 17,862.23 + 5.21 本日 157.79/81 1.0739/41 ・10年米国債利回り 4.22 - 0.06 ・NY原油 (24/ 7) 81.57 + 1.24 ・SPDR保有金残高 825.31 0.00 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムは続落。前日比は、プラ チナが6.3〜9.2ドル高、中心限月の7月限が6.3ドル高、パラジウムが 4.10〜1.70ドル安、中心限月の9月限は3.30ドル安。 プラチナ7月限は続伸。時間外取引では、買い戻し主導で上昇したが、欧州時間に入 ると、ドル高を受けて戻りを売られた。日中取引では、予想以下の米小売売上高や金に 押し目買いが入ったことを受けて買い優勢となった。 パラジウム9月限は、欧州時間のドル高を受けて売り優勢となったが、予想以下の米 小売売上高や他の貴金属に押し目買いが入ったことを受けて下げ一服となった。 プラチナ7月限は時間外取引を962.1〜982.0ドルのレンジで推移し、前日 比6.4ドル安の964.5ドルとなった。7月限は高寄りしたのち、買い戻し主導で 上昇したが、欧州時間に入ると、ドル高を受けて戻りを売られた。 日中取引では、予想以下の米小売売上高や金に押し目買いが入ったことを受けて買い 優勢となった。序盤の高値を突破し、979.9ドルまで上昇した。 5月の米小売売上高は前月比0.1%増と、市場予想の0.3%増を下回った。ドル 安に振れ、金に押し目買いが入った。ただ米金融当局者の利下げに慎重な発言が続い た。 パラジウム9月限は、時間外取引を871.50〜896.50ドルのレンジで推移 し、前日比17.00ドル安の875.00ドルとなった。9月限は安寄りしたのち、 押し目を買われたが、欧州時間に入ると、ドル高を受けて戻りを売られた。 日中取引は、手じまい売りが出て871.00ドルまで下落した。その後は、予想以 下の米小売売上高や他の貴金属に押し目買いが入ったことを受けて買い優勢となった。 序盤の高値を突破すると、買い戻されて894.00ドルまで戻した。 17日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの19万9913 オンス、パラジウムは同変わらずの5万1365オンス。 今日の材料 ・5月のユーロ圏の消費者物価指数確定値は前年同月比2.6%上昇した。速報値から 変わらず。前月の上昇率は2.4%だった。 ・6月の独ZEW期待指数は47.5と、前月の47.1から上昇。市場予想は50だっ た。現状指数は若干低下。 ・5月の米鉱工業生産指数は、製造業の生産指数が前月比0.9%上昇と予想の0.3 %上昇を上回った。過去2カ月の落ち込みの全てを取り戻したが、金利上昇と需要の冷 え込みにより、勢いが持続する可能性は低いとみられる。 ・5月の米小売売上高は前月比0.1%増と、市場予想の0.3%増を下回った。4月 分は下方改定され、第2四半期入り後も経済活動が低調だった可能性を示唆。 ・米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、連邦準備理事会(FRB)による利下げ 支持を検討する前にさらに数カ月分の経済データを分析する必要があると述べた。 ・4月の米企業在庫は前月比0.3%増と市場予想と一致した。前月は0.1%減だっ た。第4四半期以降足かせとなっていた在庫投資が、今四半期は経済成長の追い風とな る可能性を示唆した。 ・米ボストン地区連銀のコリンズ総裁は、このところのインフレ指標で物価上昇圧力が 後退しつつある可能性が示されていることに一喜一憂してはならないと警告した。 ・米連邦準備理事会(FRB)のクーグラー理事は、インフレ低下の兆しが出ていると の認識を示し、インフレ率は現時点でなお高すぎるものの、経済情勢が「正しい方向」 に進み続ける限り、年内の利下げ開始が適切になると述べた。 ・米セントルイス地区連銀のムサレム総裁は、連邦準備理事会(FRB)はインフレ低 下、需要緩和、供給拡大が「数カ月、または数四半期」にわたって続いたと確認してか ら利下げに踏み切るべきとの考えを示した。 MINKABU PRESS
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