原油相場は80ドル台定着が進むかの重要な局面にある。本日は7月限の取引が終わ り、大きなプレミアムが加算されていることからは調整売りのリスクが高めにある。一 方、最近の上昇地合が需給ひっ迫見通しを織り込む動きであれば、ロールオーバー絡み の調整売りが入っても、早めに地合を引き締めることになる。特に米原油在庫が予想通 りに大きく減少すると、買い安心感が強まる。一方、最近の上昇に関してはマクロ需給 要因の他に、中東情勢の緊迫化、ウクライナ軍によるロシア石油施設に対する攻撃、メ キシコ湾の熱帯性暴風発生などの影響も指摘されている。これらの短期リスクの織り込 み一巡との評価になると、調整売りが膨らむリスクが高まる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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