日中取引開始後、原油の2024年11月限は堅調も、夜間取引の段階で上げは一服 している。 CMEのフェドウォッチによると、9月の利下げ開始確率が引き続き五分五分となっ ている。年内では2回の利下げがあるかどうかだが、米利下げ期待に対して、最近の原 油高は不穏な兆候である。 米エネルギー情報局(EIA)の週報で、需要期に入った後の米国の石油在庫の取り 崩しはわずかであるうえ、10月以降は石油輸出国機構(OPEC)プラスが増産を宣 言しているにもかかわらず、相場は異様に強い。夏場の米需要拡大を先取りしていると しても、値動きからすると先走り過ぎであり、ヒズボラとイスラエルの全面戦争リスク が相場を煽っている可能性が高い。昨日のミドル・イースト・アイの報道からすれば、 今月かあるいは来月には新たな戦争が始まるのではないか。米利下げ期待が消失するの は時間の問題だろう。 時間外取引でニューヨーク原油8月限は前日比0.11ドル安の81.18ドルで推 移。本日これまでのレンジは81.18〜81.38ドルで推移。 原油11月限の予想レンジは7万9800円から8万0800円、ガソリン先限は 8万2500円から8万3500円、灯油先限は8万1000円から8万2000円。 MINKABU PRESS
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