シカゴコーン市況=期近は小幅続落も期中以降は反発、輸出好調などを受け

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2024/07    435.00      436.00      425.00      433.50      - 1.50
   2024/09    441.00      442.00      430.50      439.50      - 1.00
   2024/12    454.25      455.00      443.00      451.75      - 1.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       636,862         538,422       1,555,877  ( -17,491)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(6月20日までの週)
 コーン:111万7698トン(前週改定値:138万0803トン)
 小 麦: 34万2692トン(前週改定値: 41万0064トン)
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*米農務省発表の週間コーン作付け進度報告(6月23日までの週)
 コーン:発 芽  :97%(前週93%、前年98%、平年96%)
     シルキング: 4%(前週 — 、前年 3%、平年 3%)
     「良」以上:69%(前週72%、前年50%)
     「劣」以下: 7%(前週 5%、前年15%)
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*米気象庁発表の6−10日予報(6月30日−7月4日)
 コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは期近は小幅続落も期中以降は反発。終値の前日比は1.50セント安〜
5.00セント高。中心限月の12月限は1.50セント安の451.75セント。

 米農務省(USDA)発表週間輸出検証高は前週に続いて100万トンを超える強気
な内容だったことに加え、米産地での冠水やドル安傾向が買い支援要因となり期中以降
は買い優勢で運ばれたが、期近限月は依然として輸出が低迷するなか大幅安となった小
麦に追随する売りに下押された。
 シカゴコーン12月限は454.25セントで取引を開始した後に値を落としたとこ
ろを買い戻され一時は455セントまで値を伸ばした。その後も451.50セントを
下値支持線とする足取りが続いたが、これを割り込んだことで手仕舞い急ぎの売りが膨
らんで下げ幅を拡大。一時は443セントまで値を沈めた。終盤にかけて再び値位置を
切り上げて450セント台を回復したが、プラスサイドには届かずに引けを迎えた。
 米農務省(USDA)が発表した6月20日までの週のコーン週間輸出検証高は
111万7698トンで前週改定値の138万0803トンを下回ったものの、引き続
き100万トン台となった。今年度の累計は4162万2754トンで前年同期の
3248万5337トンを約28%上回っている。
 USDAによると6月23日時点のコーン発芽率は97%で前年の98%は下回った
が、平年の96%を上回った。一方のシルキング率は4%で前年および平年の3%を上
回った。
 作柄は良以上が69%で前週から3%低下、劣以下が7%で前週の5%から2%上昇
した。
 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。

 コーンベルトでは五大湖周辺地域及びオハイオバレーでは気温が低下しこの数日の熱
波が終了している。一方、ダコタ州からアイオワ州にかけての地域では局地的に大雨ま
たは雷雨となっているが、コーンベルト西部では最高気温は38℃に達する熱波が広が
っている。
 東部の熱波は南部に移動しており24日の最高気温は南東部およびメキシコ湾岸地域
では32℃、プレーンズ中部および南部では38℃に達している。ただ、モンタナ州
北部には強い前線が流れ込んでいるため今後は気温が低下することが見込まれる。
ただ、コーンベルト中部では25日に、コーンベルト南部およびデルタ北部などでは
26日には激しい雷雨が発生し冠水の恐れが高まるだろう。ただ、この前線も27日に
は南部に移動していく見込み。6日間予報に関しては、6月29日〜7月3日はほとん
どの地域で雨量は平年並〜平年を上回るだろう。一方の気温はプレーンズ北部および
中西部北部では平年以下〜平年並が見込まれる。

 シカゴ小麦は続落。米国の小麦輸出が依然として低迷していることが明らかとなった
うえ、テクニカル面の悪さもあって売り優勢で運ばれた。12月限は一時589セント
と今年3月20日以来の水準まで軟化。この下落で4月19日から5月28日にかけて
記録した上げ幅を完全に相殺した。売り一巡感が強まり、買い戻しで下げ幅を縮小し
5.50セント安の594.25セントで終了。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り
 プレーンズではモンタナ州およびその周辺地域では降雨が発生し、乾燥状態が若干緩
和されている。その他の地域では晴天が広がるなか気温が上昇し、冬小麦の収穫および
その他の農作業が進展。一方、ネブラスカ州からオクラホマ州にかけて、そしてテキサ
ス州北部では38℃以上に気温が上昇し、土壌水分の乾燥が促されているほか、結実期
を迎えている冬小麦や夏穀物にストレスを与えている。

 米国南部ではカロライナ州南部全域に前線が到来して降雨が発生し、ここ最近の熱波
による影響が和らいでいる。その他の地域では高温乾燥となっており、農作業は進行し
ているものの、干ばつ懸念が高まっている。なお、24日の最高気温はサウスカロライ
ナ州からテキサス州にかけての地域で35〜38℃に達している。

今日の材料
・五大湖周辺地域及びオハイオバレーでは気温が低下しこの数日の熱波が終了。
・ダコタ州からアイオワ州にかけての地域では局地的に大雨または雷雨。
・コーンベルト西部では最高気温は38℃に達する熱波。
・24日の最高気温はプレーンズ中部および南部では38℃に達する。
・コーンベルト中部では25日に、コーンベルト南部およびデルタ北部などでは
 26日には激しい雷雨が発生し冠水の恐れが高まる。
・6月20日までの週のコーン週間輸出検証高は111万7698トンで前週改定値
 の138万0803トンを下回ったものの、引き続き100万トン台。
・6月30日時点のコーン発芽率は97%で前年の98%は下回ったが、平年の
 96%を上回る。
・6月30日時点のシルキング率は4%で前年および平年の3%を上回る。
・6月30日時点の作柄は良以上が69%で70%を割り込む。

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