トウモロコシは、作付けシーズンが終了し、受粉期に向けての生育期にある。産地で は降雨が続いており、豊作期待が強い。高温だがホット・アンド・ドライが回避できて いることが、上値を圧迫している。一部で洪水被害が聞かれることへの注意が必要だ が、豊作期待の織り込みが続こう。米農務省(USDA)作付面積と四半期在庫は、需 給緩和見通しの強化を指示している。農家がどこまでの安値を容認するのか、その限界 ラインが打診される。400セントを巡る攻防になる。 大豆は、米国の作付けは終了し、生育期に移行している。中西部で豪雨や洪水報告も あることに注意が必要だが、豊作期待の方が強く、リスクプレミアム加算は見送られて いる。乾燥状態が回避されていることが重視されている。トウモロコシと同様に、豊作 による需給緩和見通しを織り込む展開になろう。1,100セントが支持線になるかが 打診される。USDA統計は期近安・期先高を促したが、総じて無難にイベントリスク を消化している。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。