●短期見通し穀物、需給緩和の上値圧迫が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、作付けシーズンが終了し、受粉期に向けての生育期にある。産地で
は降雨が続いており、豊作期待が強い。高温だがホット・アンド・ドライが回避できて
いることが、上値を圧迫している。一部で洪水被害が聞かれることへの注意が必要だ
が、豊作期待の織り込みが続こう。米農務省(USDA)作付面積と四半期在庫は、需
給緩和見通しの強化を指示している。農家がどこまでの安値を容認するのか、その限界
ラインが打診される。400セントを巡る攻防になる。
 大豆は、米国の作付けは終了し、生育期に移行している。中西部で豪雨や洪水報告も
あることに注意が必要だが、豊作期待の方が強く、リスクプレミアム加算は見送られて
いる。乾燥状態が回避されていることが重視されている。トウモロコシと同様に、豊作
による需給緩和見通しを織り込む展開になろう。1,100セントが支持線になるかが
打診される。USDA統計は期近安・期先高を促したが、総じて無難にイベントリスク
を消化している。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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