シカゴコーン市況=主要限月は小幅続落、米産地の理想的な天気などで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2024/07    397.25      401.25      391.75      398.25      + 1.00
   2024/09    407.50      410.00      401.00      407.00      - 0.50
   2024/12    419.50      423.25      414.75      420.50      - 0.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       410,983         810,288       1,513,326  (+    349)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(6月27日までの週)
 コーン:81万9577トン(前週改定値:115万2950トン)
 小 麦:30万9775トン(前週改定値: 34万3672トン)
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*米農務省発表の週間コーン作付け進度報告(6月30日までの週)
 コーン:シルキング:11%(前週 4% 、前年 7%、平年 6%)
     「良」以上:67%(前週69%、前年51%)
     「劣」以下: 9%(前週 7%、前年15%)
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*米気象庁発表の6−10日予報(7月7日−7月11日)
 コーンベルト西部の気温は平年並。雨量は平年を下回る〜平年並。
 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは主要限月は小幅続落だが、期中以降は確り。終値の前営業日比は0.50セ
ント安〜3.75セント高。中心限月の12月限は0.25セント安の420.50セ
ント。
 先週末に発表された米作付面積、全米四半期在庫の弱気な内容に加え、米産地は気温
が低下、降雨が発生し、開花〜受粉にかけての時期に理想的な天気が広がっていること
が弱材料となり、期近限月は下押された。また、米農務省(USDA)発表の週間輸出
検証高の弱気な内容も重石となった。ただ期中以降は大豆、小麦の大幅高を受けて買い
圧力が強まったうえ、一代安値を更新し続けた後だったこともあり、修正の動きが広が
り、買い優勢で終えた。
 シカゴコーン12月限は419.50セントで取引を開始した後に浮上し、アジアの
時間帯は420セント台前半でのもちあいとなりこの中で423.25セントの高値を
付けた。ただ欧州の時間帯に値を崩した後は420.50セントが上値抵抗線として
意識される安もみに転じ、シカゴの時間帯には414.75セントの安値を記録。この
水準で買い戻された後、終盤には売り警戒から買い戻されて420セント台を回復した
が、プラスサイドに達することなく引けを迎えた。
 米農務省(USDA)が発表した6月27日までの週のコーン週間輸出検証高は
81万9577トンで前週改定値の115万2950トンを大きく下回り100万トン
も割り込んだ。今年度の累計は4247万7583トンで前年同期の3316万
1226トンを約28%上回っている。
 USDAによると6月30日時点のコーンシルキング率は11%で前年の7%、及び
平年の6%を上回った。
 作柄は良以上が67%で前週から2%低下、劣以下が9%で前週の7%から2%上昇
した。
 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。

 コーンベルトでは高気圧の下、気温が低下し降雨は発生していない。コーンベルト中
部および東部の1日の最低気温は一部で10℃以下まで低下。一方、ネブラスカ州およ
びノースダコタ州を含むコーンベルト西部では散発的な降雨が発生。中西部北部では降
雨が止んでいたものの、1日午後からは再び降雨となる見込み。
 1日は米南央部から米北東部にかけて気温が低下するが、午後からはプレーンズ北部
で雷雨が発生し、この雨はすでに土壌水分が過剰気味となっている中西部北部に達する
見込み。中西部北部では7月4日までに再び降雨になる見込みだが、それ以外の地域で
は雨が長続きすることはないだろう。また、コーンベルト東部および中部では7月4日
に降雨または雷雨が発生するだろう。5日間の中西部の雨量は25〜75ミリが見込ま
れる。なお、プレーンズ北部では7月4日の最高気温は24℃以下に留まる見込みとな
っている。6〜10日間予報については7月6〜10日は気温は全国的に平年並〜平年
を上回るが、プレーンズ北部および中部、中西部北部では平年以下〜平値並になるだろ
う。

 シカゴ小麦は大幅反発。黒海沿岸地域やロシアの小麦産地での乾燥に対する懸念から
買い優勢となった。これまで下落した後での売り警戒感からまとまった買い戻しが促さ
れたもようとなり、期近から大きく上昇した。中心限月の12月限は前日比15.50
セント高の612.50セントと610セント台を回復して終了。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り
 プレーンズでは南部では熱波が広がっており、1日の最高気温は38℃以上に達して
いる。一方、北部および中部では夏穀物などにとっての恵みの雨が発生。

 米国南部ではメキシコ湾岸西部から大西洋沿岸南部にかけて高温多湿となっている。
一方、テネシーバレーからヴァージニア州およびカロライナ州などの北部では心地よい
低温となっている。ただ大西洋沿岸部では土壌水分の乾燥が引き続き懸念されている。

今日の材料
・コーンベルトでは高気圧の下、気温が低下し降雨は発生していない。
・コーンベルト中部および東部の1日の最低気温は一部で10℃以下まで低下。
・ネブラスカ州およびノースダコタ州を含むコーンベルト西部では散発的な降雨が
 発生。
・コーンベルト北部では7月4日までに再び降雨になる見込みだが、それ以外の地域
 では雨が長続きすることはないもよう。
・6月27日までの週のコーン週間輸出検証高は81万9577トンで前週改定値の
 115万2950トンを大きく下回る。
・6月30日時点のコーンシルキング率は11%で前年の7%、及び平年の6%を
 上回る。
・6月30日時点の作柄は良以上が67%で前週より2%低下も前年の51%を大き
 く上回る。

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