前週は2400ドル台を回復する堅調地合になった。注目されていた6月消費者物価 指数が明確なディスインフレ傾向を示したことで、9月利下げが決定的になったと評価 されている。当局者からも消費者物価指数の数値を歓迎する発言が目立つ。まだ、利下 げ時期について明言する当局者はみられないが、9月利下げを織り込むことが可能な状 態になっている。価格上昇を受けて、中国現物市場が刺激を受けていることもポジティ ブ。 今週も押し目買い優勢の展開になろう。ディスインフレと労働市場の減速を受けて、 9月利下げの可能性が一段と高まっている。このまま米金利低下、ドル安が促される と、株価に続いて過去最高値更新の可能性も高まる。米小売売上高が低調な数値になる と、更に買い安心感が強まろう。また、利下げ観測で金上場投資信託(ETF)買いの 動きが広がる、価格上昇で中国リテール需要が拡大するといった動きが見られた際に も、上振れリスクが高まる。 予想レンジは2380〜2480ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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