前週は上値の重い展開になった。豊作観測が根強く、需給緩和見通しの織り込みが優 勢になっている。産地ではホット・アンド・ドライ傾向もあるが、作況報告の数値が極 めて良好であり、受粉期の本格的な作柄悪化は回避できるとの楽観的な見方が優勢にな っている。12日の米農務省(USDA)需給報告ではトウモロコシ期末在庫見通し引 き下げといったサプライズもあったが、需給緩和評価を崩すような動きではないと評価 されている。 今週も上値の重い展開になろう。受粉期入りで天候リスクには敏感な地合になるが、 潤沢な土壌水分が確保されていることで、本格的な生産障害が発生するリスクは低い。 短期的な売られ過ぎ感の強さに注意が必要だが、需給緩和評価を崩すのは難しいだろ う。短期的な売られ過ぎ感からショートカバー(買い戻し)も入りやすいが、上値の重 さは維持されよう。価格低下による需要拡大、農家売り渋りといった動きがさらに強化 される水準を打診しよう。 予想レンジは、トウモロコシが390〜425セント、大豆が1020〜1100セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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