前週は320円を挟んで上値の重い展開になった。産地相場の値下がり、上海ゴム相 場の上値の重さを受けて、調整売りが優勢の展開になった。中国経済の減速懸念が強い 一方、産地天候リスクが抑制されていることもネガティブ。週中盤は日経平均株価の急 伸で買いが膨らむ場面も見られたが、戻りでの売り圧力も根強く、明確なトレンド形成 には至らなかった。日本政府・日本銀行の介入で為替が大きく円高に振れたことはネガ ティブ。 今週も上値の重い展開が続く見通し。産地気象環境に強く依存するが、大きな天候障 害が発生しないのであれば、まだ下落余地を想定しておく必要がある。また、中国経済 の減速懸念が強くなっていることにも注意が必要。15日の中国経済指標の数値によっ ては、需要リスクからも上値を抑えられやすくなる。日経平均株価、円相場のボラティ リティが高くなっていることには注意が必要。 予想レンジは310〜330円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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