大幅反発、産油大国による大規模減産期待で=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=25.32(+5.01 +24.67%)

 ニューヨーク原油の期近は大幅反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比4.31~5.01ドル高。その他の限月は0.27ドル安~3.50ドル高。 

 先月の会合後に決別したサウジアラビアとロシアをトランプ米大統領が仲介し、両国が最大で日量1500万バレルの減産を実施する可能性があると述べた。トランプ米大統領はロシア、サウジと個別に電話協議している。米国が協調減産に参加するのか不明。サウジ国営通信によると、サウジは石油輸出国機構(OPEC)加盟国を中心としたOPECプラスによる緊急会合の開催を要請したと伝わっており、ロシアが承諾するなら仲違いしたサウジとロシアが協議を再開することになる。ロシアのノバク・エネルギー相は供給過多のなかで増産する計画はないと述べている。

 改質ガソリンとヒーティングオイルは反発。原油高に連動した。

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