−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/10) 969.9 989.0 969.1 986.4 + 15.4 (25/ 1) 984.6 1000.6 983.5 998.3 + 15.6 パラジウム (24/ 9) 880.00 927.00 879.50 925.20 + 43.50 (24/12) 886.50 932.50 886.50 931.20 + 43.20 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 22,613 20,955 78,760 (+ 235) パラジウム 5,893 5,244 30,609 (+ 904) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 40,842.79 + 99.46 前日 153.01/03 1.0812/14 ・ナスダック 17,599.40 + 451.98 本日 150.03/05 1.0826/28 ・10年米国債利回り 4.10 - 0.04 ・NY原油 (24/ 9) 77.91 + 3.18 ・SPDR保有金残高 843.17 0.00 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸。パラジウムは反発。前日比は、プラ チナが15.4〜17.2ドル高、中心限月の10月限が15.4ドル高、パラジウム が43.00〜45.00ドル高、中心限月の9月限は43.50ドル高。 プラチナ10月限は続伸。時間外取引では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となっ た。欧州時間に入ると、買い戻しが一巡し、上げ一服となった。日中取引では、予想以 下の全米雇用報告などを受けて買い優勢となった。その後はドル安が一服したが、米連 邦公開市場委員会(FOMC)声明で9月の利下げの可能性が示唆されると、押し目を 買われた。 パラジウム9月限はドル安や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。 プラチナ10月限は時間外取引を969.1〜981.4ドルのレンジで推移し、前 日比7.0ドル高の978.0ドルとなった。10月限は安寄りしたのち、ドル安や金 堅調を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、買い戻しが一巡し、上げ一服とな った。 日中取引では、予想以下の全米雇用報告などを受けて買い優勢となり、7月18日以 来の高値988.8ドルを付けた。その後はドル安一服に上値を抑えられたが、 979.7ドルで押し目を買われた。米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で9月の 利下げの可能性が示唆されると、989.0ドルまで上昇した。 7月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は12万2000人増加した。市場 予想の15万人増を下回った。米連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファ ンド(FF)金利の誘導目標を5.25〜5.50%に据え置いた。声明はインフレに ついて「2%の目標に向けてさらなる一定の進展があった」とし、早ければ次回9月の 会合で利下げを実施する可能性を示唆した。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 は、9月にも利下げに動く可能性があるとの見解を示した。 パラジウム9月限は、時間外取引を879.50〜905.50ドルのレンジで推移 し、前日比23.30ドル高の905.00ドルとなった。9月限は安寄りしたのち、 ドル安や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、買い戻され て上値を伸ばした。 日中取引は、予想以下の全米雇用報告などを受けて上値を伸ばした。その後は、ドル 安一服を受けて上げ一服となったが、押し目を買われると、927.00ドルまで上昇 した。米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で9月の利下げの可能性が示唆された が、パラジウムの反応は限られた。 30日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの15万5507 オンス、パラジウムは同変わらずの4万3893オンス。 今日の材料 ・7月のユーロ圏の消費者物価指数(HICP)上昇率(速報値)は前年比2.6% と、6月の2.5%から加速した。市場予想は2.5%だった。 ・7月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は12万2000人増加した。市場 予想の15万人増を下回る伸びにとどまった。6月分は前回発表の15万人増から15 万5000人増に上方改定された。 ・第2四半期の米雇用コスト指数(ECI)は前期比0.9%上昇した。伸びは前四半 期の1.2%から鈍化し、予想の1.0%も下回った。 ・6月の米中古住宅販売仮契約指数は前月比4.8%上昇の74.3となった。供給の 改善と住宅ローン金利の緩和を反映し購入契約が増加し、伸びは予想の1.5%も上回 った。 ・戦闘が続くパレスチナ自治区ガザの停戦交渉で米国と共に仲介役を果たしているカタ ールとエジプトは、イスラム組織ハマスのイスマイル・ハニヤ最高指導者が殺害された ことを受け、停戦交渉がとん挫する恐れがあると警告した。 ・レバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラは、イスラエル軍の攻撃により、首 都ベイルート南部郊外の建物にいたフアド・シュクル司令官が死亡したと確認した。 ・イスラエルのネタニヤフ首相は、同国がいかなる攻撃にも強力に対応すると言明し た。 ・米連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標 を5.25〜5.50%に据え置いた。声明はインフレについて「2%の目標に向けて さらなる一定の進展があった」とし、早ければ次回9月の会合で利下げを実施する可能 性を示唆した。 ・イランの最高指導者ハメネイ師は、首都テヘランでイスラム組織ハマスの政治指導者 イスマイル・ハニヤ氏が暗殺されたとされる件に関し、イスラエルへの報復攻撃を命じ た。 MINKABU PRESS 修正:本文の前日比を修正しました。
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