−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/08 1,033.00 1,038.25 1,028.75 1,028.50 -15.75 2024/09 1,031.25 1,032.25 1,011.75 1,014.00 -17.50 2024/11 1,040.25 1,041.75 1,021.00 1,026.75 -14.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 181,060 211,602 787,866 (- 8,567) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(8月12日−8月16日) コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近から大幅反落。終値の前営業日比は17.50セント〜7セント安。中心 限月の11月限は14セント安の1026.75セント。 前日の日中取引終了後に発表された作柄報告で引き続き順調な生育ペースと良好な作 柄を維持していることが明らかとなり、高イールド観測が強まったことが弱材料となっ た。また、ドルの下落にもかかわらず輸出用需要が盛り上がりに欠けることも売りを呼 ぶ要因になった。この日の下落で5日の上げ幅を相殺した。 11月限は1040.25セントで取引を開始した直後に1041.75セントの高 値に浮上したが、米産地の良好な作柄や好天が弱材料視されるなか下値を探る足取りに 転じ、欧州の時間帯終盤には1021セントの安値に到達。売り警戒からシカゴの時間 帯を迎えると値位置を切り上げたが、終盤は1025〜1033セントのもちあいとな りこの日の安値圏で取引を終えた。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは寒冷前線を境目にミズーリ州からオハイオ州などの南部では高温多 湿となり、その一方で北部では低温となっている。6日午前には五大湖周辺地域で降雨 が発生。8月4日時点の作柄はこの時期としては2020年以来、最も良い状態にあ る。 熱帯性暴風雨のデビーは6日午後には海上に移動するが、今週後半にはサウスカロラ イナ州に再上陸する可能性がある。ジョージア州南東部からノースカロライナ州南東部 にかけての雨量は250〜500ミリが予想され、洪水発生と夏穀物などへの影響が警 戒される。一方、今週。プレーンズ南部からミシシッピーバレー中部にかけての地域で は降雨は発生しないだろう。またハイプレーンズ北部および中部では散発的な降雨が発 生し乾燥状態が緩和に向かうほか、中西部では夏穀物の生育に適した気温が続く見込 み。 6〜10日間予報に関しては、8月11〜15日にかけてプレーンズ北部から大西洋 沿岸地域にかけて気温は平年以下〜平年並になる見込み。またほとんどの地域で雨量は 平年並〜平年を上回るだろう。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではネブラスカ州及びダコタ州では低温となっている。一方、ハイプレー ンズ北部および中部ではところどころで散発的な降雨が発生。その他の地域では高温乾 燥により夏穀物にストレスが発生。 南部ではハリケーンデビーが北東部に向かって移動するに伴い、新たな洪水の可能性 がジョージア州南東部およびカロライナ州の沿岸地域で発生。6日午前のハリケーンデ ビーに伴う降雨はサウスカロライナ州沿岸部で最も多かった。また、フロリダ州の一部 では洪水や停電からの復旧が進められている。 大豆製品は、大豆粕、大豆油共に大豆の軟調に追随。大豆油は原油高が弱材料を相殺 したため下げ幅は限られたが、大豆粕は大豆の大幅下落を受けて大きな下げ幅を記録。 大豆粕12月限は前日比5.20ドル安の326.60ドルで終了。 今日の材料 ・コーンベルトでは寒冷前線を境目にミズーリ州からオハイオ州などの南部では 高温多湿となり、その一方で北部では低温に。 ・6日午前には五大湖周辺地域で降雨が発生。 ・8月4日時点の作柄はこの時期としては2020年以来、最も良い状態。 ・今後数日間、中西部では夏穀物の生育に適した気温が続く見込み。 MINKABU PRESS
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