シカゴ穀物引け速報=続落、大豆は軒並み一代安値更新

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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 大 豆          2024/09       993.50       -11.75
                      2024/11       1008.25       -10.50
 コーン          2024/09        379.25       - 4.00
                      2024/12        397.00       - 3.75
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 大豆、コーンともに続落。米国産地の良好な生育見込みやチャート悪化でさらに崩れ
る展開。大豆は軒並み一代安値を更新した。
 大豆は続落。終値の前営業日比は11.75〜1.00セント安。中心限月の11月
限は10.50セント安の1008.25セント。

 週間輸出成約高は131万トン台と、前週に続き100万トンを超えて高水準だった
ものの、穀物年度末の8月に入り、今年度の累計輸出成約高が前年比で約14%も少な
いことであまり支援材料とはならず、米国産大豆の順調な生育による豊作見通しにさら
に圧迫された。再び軒並み一代安値を更新したことでチャート面での売り圧力も強かっ
た。旧穀限月の9月限が10ドル台を割り込んだ。

 コーンも続落。終値の前営業日比は5.50〜1.75セント安。中心限月の12月
限は3.75セント安の397.00セント。
 週間輸出成約高が73万トン台と前週から減少するなか、大豆がさらに崩れたこと
や、シルキング〜デント期を迎えている米国産コーンの良好な生育状況に圧迫された。
一方、小麦が欧州での大幅減産見込みや、米プレーンズ南部の熱波で下値が堅くなった
ことは下支え要因となった。12月限は引けで4ドル台を割り込んだ。

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