【場況】 金が急反発。ニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安が 一服したが、ドル建て現物相場の押し目を買われたことを受け、もみ合いとなった。銀 は12月限が下落、4月限が上昇した。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が225〜244円高、金ミニが 223.0〜235.5円高、ゴールドスポットが399円高、銀が0.5円安〜 2.0円高。 午前11時2分現在の出来高は、金が2万4806枚、金ミニが7499枚、ゴール ドスポットが3674枚、銀が3枚。 【NY金は米新規失業保険申請件数の減少が支援】 金は米新規失業保険申請件数の減少が支援要因となった。米新規失業保険申請件数 は、前週比1万7000件減の23万3000件と約11カ月ぶりの大幅な減少となっ た。労働市場の低迷に対する懸念が誇張されていた一方、緩やかな軟化が依然として続 いていることを示唆した。申請件数は6月以降おおむね増加傾向にあるが、設備更新の ための自動車工場の一時閉鎖や、テキサス州を襲ったハリケーン「ベリル」の影響が一 因とみられている。米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、米労働市場の減速は解 雇の増加ではなく雇用の伸び鈍化によるものとし、米連邦準備理事会(FRB)には次 の一手を見極める余地が残されているという認識を示した。また「今後数カ月でインフ レに関し良好なデータが出てくるとかなり楽観している」と述べた。 イスラエルに対する報復攻撃の懸念が高まる中、イスラエル紙ハアレツの軍事専門記 者は、イラン支援下にあるレバノンの武装組織ヒズボラによる報復はイランよりも大規 模なものになり、テルアビブのイスラエル国防省などが標的になる可能性があるとの見 方を示した。中東情勢の行方も確認したい。 金先限は1万1545円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要因になった。 円相場は1ドル=147円台後半で円安が一服した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米新規失業保険申請件数の 減少で労働市場に対する懸念が後退したことから、買い優勢となった。アジア市場で は、朝方の2423.13ドルから、戻りを売られたが、ドル安を受けて押し目を買わ れた。 午前11時現在、2426.38ドルで推移。銀は2767セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が2394.83ドル、銀が2685セント。 MINKABU PRESS
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