前週は2403.80ドルまで急落した後、2470ドル台まで切り返す展開になっ た。グローバルなリスクオフ環境で投資家のリスク選好性が後退する中、金市場でもキ ャッシュ化目的の売り圧力が優勢になった。先行き不透明感の強さが強く、金市場にお いても持高を圧縮することが最優先された。しかし、株価旧楽が一服してボラティリテ ィ指数の低下が進むと、改めて買いを入れる動きが優勢になった。米利下げ観測、景気 減速懸念などには変化が生じていない。 今週は押し目買い優勢の展開になろう。ボラティティ環境が正常化するのであれば、 改めて買いを入れる余地は大きい。今週は14日に7月消費者物価指数が発表される が、ディスインフレ傾向を再確認しよう。むしろ重視されるのは15日の7月小売売上 高や鉱工業生産の方であり、景気減速懸念が維持されると利下げ観測の思惑もあって買 いが膨らみやすくなる。中東やウクライナ情勢が緊迫化していることもポジティブ。た だし、株価急落再開といった動きがみられると、投げ売りが膨らむ。 予想レンジは2450〜2510ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。