●週間見通し穀物、USDA需給報告後も売り優勢か=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は上値の重い展開が続いた。産地で良好な気象環境が維持されたことで、豊作見
通しの織り込みが優先された。豊作による需給緩和が確実視される中、8月12日に米
農務省(USDA)需給報告の発表を控えるも、戻り売り優勢の展開が維持された。ま
た、農家売り圧力の強さもネガティブ。価格低下が進んでいるものの、農家は在庫売却
を急いでおり、旧穀限月の上値の重さが目立った。
 今週は戻り売り優勢の展開が続きやすい。12日の米農務省(USDA)需給報告が
イベントリスクなるが、相場を押し上げるような報告内容にはならない見通し。市場コ
ンセンサス通りであれば、需給緩和見通しが再確認される。産地では受粉期も最終段階
を迎えており、豊作織り込みのクライマックスに向かう。ただし、投機筋の売りポジシ
ョンの過熱感は強く、持高調整のみでも急反発するリスクを抱えていることには引き続
き注意が求められる。
 予想レンジは、トウモロコシが380〜405セント、大豆が980〜1010セン
ト。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。