前週は上値の重い展開が続いた。産地で良好な気象環境が維持されたことで、豊作見 通しの織り込みが優先された。豊作による需給緩和が確実視される中、8月12日に米 農務省(USDA)需給報告の発表を控えるも、戻り売り優勢の展開が維持された。ま た、農家売り圧力の強さもネガティブ。価格低下が進んでいるものの、農家は在庫売却 を急いでおり、旧穀限月の上値の重さが目立った。 今週は戻り売り優勢の展開が続きやすい。12日の米農務省(USDA)需給報告が イベントリスクなるが、相場を押し上げるような報告内容にはならない見通し。市場コ ンセンサス通りであれば、需給緩和見通しが再確認される。産地では受粉期も最終段階 を迎えており、豊作織り込みのクライマックスに向かう。ただし、投機筋の売りポジシ ョンの過熱感は強く、持高調整のみでも急反発するリスクを抱えていることには引き続 き注意が求められる。 予想レンジは、トウモロコシが380〜405セント、大豆が980〜1010セン ト。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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