前週は71ドル台まで急落した後、77ドル水準まで切り返す展開になった。グローバル なリスクオフ環境で原油相場でも持高調整が進み、大きく下値を切り下げた。しかし、 株安一服後は押し目を買い拾う動きが優勢になり、株価連動で安値修正を進めた。短期 的な下げ過ぎ感もあり、ショートカバーが優勢になっている。また、中東情勢の緊迫化 に対する警戒感もポジティブ。売りポジションの整理が促された。 今週は中東情勢次第で一時的な上振れリスクを抱える。イランがイスラエルに対して 報復攻撃に踏み切ると、一定の影響は排除できない。一方で、全面戦争に発展しないの であれば、戻り売り優勢の地合は崩れない見通し。15日に米中で主要経済指標が発表 されるため、ここで改めて需要不安を高めるような動きがみられると、早めに上値の重 さを再確認する展開になる。12日の石油輸出国機構(OPEC)月報、13日の国際 エネルギー機関(IEA)月報で需要見通しの修正状況にも注目したい。 予想レンジは74.00〜80.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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