[今夜の視点]シカゴ大豆=アジア時間の安値を維持できるか否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引はもみ合い。午前中は軟調だったが、午後からは戻している。
11月限は955.25セントまで一代安値を更新したが、その後は戻して965セン
ト台で推移している。
 チャートの底割れがどこまで続くのかが目先の焦点となっているが、今夜はアジアの
時間帯の安値を維持できるか否かに注目したい。売られ過ぎ感も強いため、いったん戻
すと上げ幅が大きくなりそうだが、現状ではあまり買い材料がない。
 なお、今夜は大豆3品の8月当限が納会する。

 前日のシカゴは大幅続落。コーンと違って12日の米農務省(USDA)の月例需給
報告で米国産の期末在庫が大幅に上方修正されたこと弱基調がさらに続いた。チャート
がさらに底割れしたことで下げ幅が大きくなっていてる。

 11月限は960.50セントまで一代安値を更新した。引けも962.50セント
とあまり戻さなかった。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 18:00 国内総生産 2024年4-6月期改定(EUROSTAT)
【経済】 18:00 鉱工業生産 2024年6月(EUROSTAT)
◆ フランス ◆
【経済】 15:45 消費者物価指数 2024年7月確報(INSEE)
◆ イギリス ◆
【経済】 15:00 消費者物価指数 2024年7月(国立統計局)
【経済】 15:00 小売物価指数 2024年7月(国立統計局)
【経済】 15:00 生産者物価指数 2024年7月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】 20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】 21:30 消費者物価指数 2024年7月(労働省)
【工業】 23:30 週間石油統計(EIA)
【納会】 大豆・大豆ミール・大豆油 2024年8月限(CBOT)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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