−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/08 989.50 989.75 989.50 979.75 - 9.25 2024/09 945.50 958.25 940.00 952.25 + 5.00 2024/11 960.75 974.00 955.25 968.50 + 6.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 174,208 233,222 809,131 (+ 15,162) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(8月20日−8月24日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る〜平年並。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は当限以外が反発。終値の前営業日比はこの日納会を迎えた当限が9.25セン ト安だが、それ以外は4.75〜6.25セント高。中心限月の11月限は6セント高 の968.50セント。 大幅続落を受けて一代の安値を更新する場面が続いた後で売り警戒感が強まり、買い 戻しが先行となり、修正高場面となった。ただ、米産地の好天とこれを受けた順調かつ 良好な作柄や米国の24/25年度需給緩和見通しが引き続き重石となり、上げ幅は限 られた。納会を迎えた当限は手仕舞い売りに値を沈めた。 11月限は960.75セントで取引を開始した後はじり高となりながらも欧州の時 間帯を終えるまでは970ドルが上値抵抗線として意識される頭重い足取りとなった。 シカゴの時間帯を迎えると974セントの高値に達した後に売り直されたものの押し目 買いが入って浮上。プラスサイドを回復して引けを迎えた。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトではミシシッピーリバー西部で降雨が発生し、主にミズーリリバー周辺 で局地的な鉄砲水が発生。ただコーンベルト西部の多くの地域ではコーンと大豆にとっ て雨は恵みの雨となっている。一方、コーンベルト東部では早いペースで生育が進んで いる。 熱帯性暴風雨エルネストはバージン諸島を通過し、プエルトリコ北部に位置してい る。ただエルネストが米本土に脅威をもたらすことはないもよう。一方、米国本土では 今後数日間は散発的な雨または雷雨が東部で発生する見込み。中西部での今後5日間の 雨量は25〜75ミリが見込まれる。対照的に五大湖周辺地域、プレーンズなどでは 降雨は発生しないだろう。 6〜10日間予報に関しては、8月18〜23日の気温は概ね平年並〜平年を上回る が、中西部の一部では平年以下〜平年並にとどまるだろう。また雨量は概ね平年並〜平 年を上回る見込み。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約) 米プレーンズではオクラホマ州およびカンザス州で熱波となっている。プレーンズ中 部および南部の乾燥した地域では未成熟の夏穀物にストレスが発生。一方、プレーンズ 北部では気温が低下するなか時折降雨も発生しているが、穀物の収穫には大きな遅れは 見られていない。 米南部ではメキシコ湾岸地域で高温多湿となっている。北部ではミシシッピデルタ北 部で散発的な降雨が発生するなど穀物生育に適した天気が広がっている。 大豆製品は、大豆粕は大豆の堅調な足取りを受けて買い優勢となったが、大豆油は 原油安が重石となって売り優勢で運ばれた。大豆粕の期近12月限は前日比4.50ド ル高の303.70ドルで終了。 今日の材料 ・コーンベルトでは寒冷前線の通過に伴い気温が低下。7日の最高気温は中西部全域 で29℃以下に留まる。 ・中西部北部には新たな寒冷前線が接近しており、ダコタ州を中心に散発的な降雨 が発生。 ・今後数日間、プレーンズ北部および中部では広い範囲で散発的な降雨になるだろう。 MINKABU PRESS
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