22日の金相場は利食い売りで急落した。直接的には米金利上昇・ドル高への対応に なる。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控えているイベントリス クもあるが、8月サービス業PMIなど一部の米指標が強めだったことで、急ピッチな 利下げへの警戒感が後退した模様だ。金利動向に敏感なNASDAQ指数も大きく下げ ており、強弱まちまちの経済指標を眺めて、利下げペースが緩やかなものに留まる可能 性が意識されたことが窺える。ボストン連銀とフィラデルフィア連銀総裁は、ともに漸 進的、整然としたペースでの利下げ見通しを示している。利下げ局面入りは既に前提条 件になっているが、景気に対する過度の警戒感が示されることなく、秩序だった利下げ 対応が可能と考えていることが窺える。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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