金・銀午前=金は反落、NYの下落や円高傾向を受けて売り優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金が反落。ニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建
て現物相場が堅調となったが、円高傾向や現物の軟化を受けて下げ幅を拡大した。25
年8月限が1万1726円で発会となり、一時、小幅に値上がりすたが、発会値水準で
推移。
 銀は約定せず。
 午前11時1分現在の前営業日比は、金標準が35〜17円安、金ミニが32.5〜
16.5円安、ゴールドスポットが182円高。
 午前11時1分現在の出来高は、金が1万3696枚、金ミニが4153枚、ゴール
ドスポットが1224枚。
【NY金は膠着するなか金ETF残高は増加】
 NY金は23日に行われたジャクソンホール講演会でのパウエル連邦準備理事会(F
RB)議長の発言を受けて広がった利下げに向けて前進との見方が下支え要因ながら、
史上最高値を更新した後で上値警戒感が強く2550ドル前後でこう着している。
 ただ、その一方ではSPDR金ETF残高は緩やかながら継続的に増加傾向を保ち8
月23日以降は856.12トンと今年1月25日以来の水準まで増加。それでも昨年
8月10日の金ETF残高は900トン台を記録していたことから、金ETF残高には
まだ増加の余地が残されていることが窺われる。史上最高値近辺ながら金ETF残高が
増加しているのは、利下げ着手見通しや利下げにより起こり得る米景気後退(リセッシ
ョン)への備えが背景にあると見られる。
 年内の米利下げ回数に関しては年末までに現在の5.25〜5.50%から1%を上
回る利下げを実施すると予測する比率が76%と大多数を占めている。実際の利下げペ
ースはこれから発表される経済指標の内容によるが、大幅利下げ見通しが高まれば金E
TF市場への資金流入の動きが高まり、これが金価格を押し上げる可能性がある。
 新甫の金先限は1万1726円で寄り付いた後、1万1754円まで上昇した。円相
場は1ドル=143円台後半まで円高に振れた。場中、144.30円台に反落。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、売り圧力強い。きのうの海外市場では、ニューヨーク金は
小幅安で引けたが、ニューヨーク金の引け後に上昇。アジア市場はぞの流れを引き継
ぎ、買い優勢となり、朝方2528ドル台に上昇。しかし午前9時過ぎから売り優勢と
なり、ドル堅調から2516ドル台まで軟化。
 午前11時現在、2517.56ドルで推移。。銀は2832セントで推移。前営業
日の大引け時点は金が2516.17ドル、銀が2987セント。

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