プラチナ市況=プラチナが反発、NY高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/10          2025/08    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         11,694     -9    11,763   +10  : 2,515.60    -3.62
銀          137.0    0.0     138.0  -1.0  : 2,945.00   -11.00
プラチナ     4,382    +65     4,411   +25  :   942.80    -4.67
パラジウム   4,500   +100     4,500  +100  :   982.91   +27.52
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    144.93   +0.36  ユーロ・ドル相場   1.1077  -0.0057
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高と円安を受けて買
い優勢で始まったのち、円安一服に上値を抑えられたが、ドル建て現物相場の底堅い値
動きが下支えになった。午後に入ると、小幅安となる場面も見られたが、ドル建て現物
相場の堅調を受けて買い戻された。パラジウムの商いは成立せず、帳入値で上昇した。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが11〜65円高、プラチナスポットが59
円高、パラジウムが100円高。
 推定出来高は、プラチナが4217枚、プラチナミニが514枚、プラチナスポット
が1679枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米利下げ見通しが下支え】
 プラチナ先限は夜間取引で4439円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要
因になった。日中取引では4377円で押し目を買われた。円相場は1ドル=145円
前後で円安が一服した。
 プラチナは米国内総生産(GDP)の上方改定が上値を抑える要因になった。米連邦
準備理事会(FRB)の大幅利下げの可能性が低下した。ただ9月利下げの見方に変わ
りがないことが下支え要因である。今夜は7月の米個人消費支出(PCE)価格指数の
発表がある。インフレの鈍化傾向が確認されるかどうかが焦点である。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の940.35ドルから、ユーロの小動
きを受け、もみ合いとなった。午後に入ると、押し目を買われて堅調となった。
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