−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/10) 931.5 934.6 903.2 909.9 - 22.3 (25/ 1) 941.5 945.0 913.6 920.2 - 22.4 パラジウム (24/ 9) 974.00 974.50 952.00 931.10 - 30.00 (24/12) 962.50 977.00 924.50 933.30 - 29.50 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 48,659 21,790 80,001 (+ 2,018) パラジウム 6,500 4,935 22,616 (- 516) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 40,936.93 - 626.15 前日 146.17/19 1.1048/50 ・ナスダック 17,136.30 - 577.33 本日 145.44/46 1.1043/45 ・10年米国債利回り 3.84 - 0.07 ・NY原油 (24/10) 70.34 - 3.21 ・SPDR保有金残高 862.74 + 5.47 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は続落。前日比は、プラチナが24.8〜22.0ドル 安、中心限月の10月限が22.3ドル安、パラジウムが30.00〜29.30ドル 安、中心限月の12月限は29.50ドル安。 プラチナ10月限は続落。時間外取引では、ドル高や中国経済の先行き懸念を受けて 売り優勢となった。欧州時間に入ると、戻りを売られて一段安となった。日中取引で は、株安や金軟調を受けて下げ幅を拡大した。 パラジウム12月限は景気減速懸念や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。 プラチナ10月限は時間外取引を914.7〜934.6ドルのレンジで推移し、前 日比16.4ドル安の915.8ドルとなった。10月限は安寄りしたのち、米連邦準 備理事会(FRB)の利下げを織り込み、ドルを買い戻す動きが続いたことや、中国経 済の先行き懸念からリスク回避の動きが出たことを受けて軟調となった。欧州時間に入 ると、買い戻されて下げ一服となったが、926.2ドルで戻りは売られた。 日中取引では、株安や金軟調を受けて売り優勢となった。米ISM製造業景気指数が 小幅に上昇したが、景気減速懸念から下げ幅を拡大し、903.2ドルまで下落した。 売り一巡後は買い戻されて下げ一服となった。 中国経済の先行き懸念や株安、金軟調が圧迫要因になった。中国の不動産市場の落ち 込みを受けて先行き懸念が強い。一方、8月の米ISM製造業景気指数は小幅に上昇し たが、節目となる50を下回り、景気減速懸念が残った。 パラジウム12月限は、時間外取引を950.00〜977.00ドルのレンジで推 移し、前日比8.80ドル安の954.00ドルとなった。12月限は安寄りしたの ち、ドル高や他の貴金属の軟調を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、下げ幅 を拡大した。 日中取引は景気減速懸念や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となり、924.50 ドルまで下落した。売り一巡後は買い戻されて下げ一服となった。 30日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比5400オンス減の14万 5586オンス、パラジウムは同変わらずの4万3893オンス。 今日の材料 ・イスラエルのスモトリッチ財務相は、財政責任とパレスチナ自治区ガザ地区でのハマ スとの戦闘に必要な資金との均衡を図るため、2025年度予算には大幅な歳出削減策 が盛り込まれると発表した。 ・8月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は47.9、市場予想は 48.1、速報値は48.0。 ・7月の米建設支出は年率換算で前月比0.3%減と、市場予想の0.1%減以上に減 少した。住宅ローンの上昇や住宅供給の増加が一戸建て住宅建設の重しとなった。前年 同月比では6.7%増だった。 ・8月の米ISM製造業景気指数は、8カ月ぶり低水準だった7月の46.8から 47.2に上昇した。雇用が若干改善した。ただ、新規受注のさらなる減少や在庫増加 から、製造業の活動は当面低迷が続く公算が大きいことを示唆した。 ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル独連邦銀行(中銀)総裁は、「イ ンフレの大波は去り」、現在は「正しい軌道に乗っている」との見解を示した。 MINKABU PRESS
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