プラチナ市況=プラチナは続落、143円台前半まで円高進行で軟調

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/10          2025/08    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         11,526   -114    11,572 - 109  : 2,503.95   +12.44
銀          130.0    0.0     130.0   0.0  : 2,836.00   +48.00
プラチナ     4,201   - 31     4,202  - 23  :   914.04   + 8.46
パラジウム   4,400   -200     4,400  -200  :   938.32   - 0.79
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    143.28   -1.94  ユーロ・ドル相場   1.1082 + 0.0030
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ニューヨーク安と円高を受けて売
り優勢で始まった。その後は、円高一服やドル建て現物相場の堅調を受けて下げ一服と
なっり、先限は正午前に前日比変わらずまで戻した。午後になり、1ドル=143円台
前半まで円高進行を受け、軟調な展開となり、20円超の下落で引けた。
 パラジウムの商いは成立しなかった。帳入値は200円安。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが31〜20円安、プラチナスポットが28
円安、パラジウムが200円安。
 推定出来高は、プラチナが7777枚、プラチナミニが775枚、プラチナスポット
が3138枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限はプラスサイドに反転できず、午後は再軟化】
 プラチナ先限は日中取引の寄り付き直後に先限として先月6日以来、約1カぶりの安
値4175円の安値をつけた。下値を切り上げ、正午に前日の終値まで戻したが、プラ
スサイドに反転はできず。午後になり、再軟化となり、4193円まで下落。終盤は
4200円をわずかに上回る水準でもみあった。
 日経平均株価が一時、戻り歩調となったが、午後になり、再軟化。上海総合指数は日
本時間の午後2時時点で小反発したが、自律反発の域を出ず、投資家心理はまだ弱気。
プラチナはドル建て現物価格が900ドル水準で水準では底堅い動きだ。週後半に株
安、ドル高などに弱材料があった場合、底堅さを示すかを見極めたい場面。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は堅調。朝方の908.92ドルから、ドル安を受け
て堅調となっり、正午過ぎに913.99ドルまで上昇。午後は905ドル台で買い拾
われ、910ドルを挟んで推移からジリ高となり、914ドル台をつけた。
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