−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/10) 924.5 948.2 922.9 946.9 + 28.2 (25/ 1) 933.4 958.0 933.1 956.9 + 27.8 パラジウム (24/12) 900.50 943.50 900.50 939.00 + 40.50 (25/ 3) 923.00 943.50 923.00 944.50 + 39.90 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 38,855 29,752 86,983 (+ 705) パラジウム 4,753 5,853 22,937 (+ 710) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 40,829.59 + 484.18 前日 142.25/27 1.1085/87 ・ナスダック 16,884.61 + 193.78 本日 143.15/17 1.1034/36 ・10年米国債利回り 3.70 - 0.02 ・NY原油 (24/10) 68.71 + 1.04 ・SPDR保有金残高 862.74 0.00 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は反発。前日比は、プラチナが27.8〜28.4ドル 高、中心限月の10月限が28.2ドル高、パラジウムが39.90〜40.50ドル 高、中心限月の12月限は40.50ドル高。 プラチナ10月限は反発。時間外取引では、株高が支援要因になったが、金の上げ一 服に上値を抑えられた。欧州時間に入ると、押し目を買われた。日中取引では、欧州中 央銀行(ECB)や米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しや金堅調を受けて買い 優勢となった。 パラジウム12月限は株高や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。 プラチナ10月限は時間外取引を922.9〜946.6ドルのレンジで推移し、前 日比27.0ドル高の945.7ドルとなった。10月限は高寄りしたのち、株高が支 援要因になったが、金の上げ一服に上値を抑えられた。欧州時間に入ると、押し目を買 われた 日中取引では、株高を受けて買い優勢となった。その後は、ドル高に上値を抑えられ たが、欧州中央銀行(ECB)や米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しや金堅調 を受けて938.1ドルで押し目を買われると、948.2ドルまで上昇した。 ドル高や金の上げ一服に上値を抑えられる場面も見られたが、米株価指数先物が時間 外取引で上昇し、リスク回避の動きが一服したことが支援要因になった。また12日の 欧州中央銀行(ECB)理事会で25ベーシスポイント(bp)利下げが予想されてい ることも買い要因となった。 パラジウム12月限は、時間外取引を900.50〜920.00ドルのレンジで推 移し、前日比16.50ドル高の915.00ドルとなった。12月限は高寄りしたの ち、株高を受けて買い優勢となったが、他の貴金属の上げ一服に上値を抑えられた。欧 州時間に入ると、押し目を買われた。 日中取引は、株高を受けて買い戻し主導で上昇した。その後は、ドル高に上値を抑え られたが、欧米の利下げ見通しや他の貴金属の堅調を受けて押し目を買われると、テク ニカル要因の買いが入って943.50ドルまで上昇した。 6日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの14万5586オ ンス、パラジウムは同1008オンス減の4万2885オンス。 今日の材料 ・中国人民銀行が8月に金の購入を見送ったことが7日発表の公式データで分かった。 購入見送りは4カ月連続。 ・9月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス15.4と、ドイツなどの経済状 況に対する不満を背景に1月以来の低水準となった。 ・欧州中央銀行(ECB)前総裁で前イタリア首相のマリオ・ドラギ氏は、欧州連合 (EU)の競争力向上に関する報告書を公表した。EUが米国や中国に追いつくには、 より協調的な産業政策と、より迅速な意思決定、大規模な投資が必要と指摘した。 ・7月の米卸売在庫は0.2%増と、前月発表された速報値の0.3%増から小幅下方 修正された。市場予想は0.3%で変わらずだった。売上高の急回復にもかかわらず当 初の予想ほど増加せず、在庫投資が第3四半期の経済成長に寄与するか不透明感が浮上 した。 ・モルガン・スタンレーは、今後数四半期のブレント原油価格の見通しを引き下げた。 世界石油市場は過去の景気後退期と同様の需要低迷に直面していると指摘した。 ・ニューヨーク連銀の調査結果によると、米消費者の1年先のインフレ期待は8月に3 %と、前月の2.97%からわずかに上昇。5年先のインフレ期待は前月とほぼ同じ 2.8%だった。一方、返済遅延見通しは3カ月連続で上昇し、2020年4月以来の 高水準となった。 MINKABU PRESS
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