[今日の視点]とうもろこし=夜間の期先安とシカゴ安受け売り優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、夜間取引で期先7月限が400円安で引けたうえ、前日のシカゴ安
となったことを受け、商いが成立すれば下落する限月が目立ちそうだ。シカゴ期近12
月限と円相場1ドル=142.400円からの換算値は240円程度の下落。前半の先
限は130円程度の下落を予想。
 とうもろこし夜間取引で期先7月限が400円安の3万4600円となった。先限に
比べて割高感があったためサヤ修正が進んだ動きとなっている。これで7月限の割高感
は修正されことで期近1月限のサヤ修正の動きが見られる可能性は高まった。ただ、先
限は新規売買が見送られることになりそうで、今日も商いはないと見られる。最も取組
高の多い期近11月限の取組高の動きに注目したい。

 10日のシカゴコーンは下落。小麦は堅調ながら大豆の大幅安や米農務省(USD
A)月例需給報告での生産量予測の上方修正観測が重石となった。ハーベストプレッシ
ャーが強まる時期だけに下値余地ありとみる。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万3500〜3万4700円。本日の日
中取引の予想レンジは3万4000〜3万4800円。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【工業】12:00 原油・石油製品供給統計週報(石油連盟)
【工業】14:00 石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁)
◆ イギリス ◆
【経済】15:00 貿易収支 2024年7月(国立統計局)
【経済】15:00 鉱工業生産指数 2024年7月(国立統計局)
【経済】15:00 製造業生産指数 2024年7月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】21:30 消費者物価指数 2024年8月(労働省)
【工業】23:30 週間石油統計(EIA)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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