プラチナ市況=プラチナが総じて反落、午後は円高進行で下げ幅を拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/10          2025/08    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         11,408   -148    11,508  - 65  : 2,525.42   +19.42
銀          129.0    0.0     130.0  +1.0  : 2,868.00   +27.00
プラチナ     4,336    + 5     4,312  - 51  :   948.66   + 4.16
パラジウム   4,350     0     4,350     0  :   987.39   +29.44
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    141.26   -1.83  ユーロ・ドル相場   1.1047  +0.0012
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて反落。ニューヨーク安と1ドル=
142円台前半の円高を背景に序盤から2番限以降が売り優勢。序盤、下げ幅を拡大場
面があったが、期中から期先は4300円が支持線として意識され、下値堅く推移。そ
の後、午前10時半頃に141円台半ばまで円高進行もドル建て現物価格の上昇に支援
され、下げ幅を縮小。先限は正午前に41円安で推移。午後になり円高が140.70
円台まで進行から一時80円超の下落となった。安値を離れ、51円安で引けた。期近
5月限のみ買い優勢で5円高。
 パラジウムは出来ず。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが51円安〜5円高、プラチナスポットが
34円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが5574枚、プラチナミニが721枚、プラチナスポット
が2148枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は5日間移動平均線から深押しなし】
 夜間取引から売り優勢となり、日中取引で4278円まで下落。4300〜4400
円のレンジを下放れた格好。短期線の5日移動平均線(4286円)から深押しはな
く、終値で4300円台に戻した。ただし日足は長大陰線引け。今夜は8月の米消費者
物価指数(CPI)の発表があり、要注意日。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、下値堅く推移。午前9時過ぎに936.50ドルま
で軟化したが、買い拾われ、940ドル台を回復。金が上げ幅を拡大に追随し、一時
946ドル台まで上昇。その後、買いが続かず、941ドル台に反落も946ドル台に
再浮上。午後は金高に支援され、午後3時15分に948ドル台まで上昇し、200日
移動平均線超え。
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