石油午前=上げ幅を縮小、日銀金融政策決定会合の結果公表を控えた円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は上げ幅を縮小。米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを開始
し、金利負担が低下することによる米需要拡大期待が海外原油を押し上げたが、日銀金
融政策決定会合の結果公表を控えて、円高に振れていることが重しとなっている。円相
場は一時1ドル=142.14円付近まで円買いが優勢となった。時間外取引でニュー
ヨーク原油11月限が下落していることも圧迫要因。
 日中取引開始後、原油の2025年2月限は上げ幅を縮小。一時6万2730円まで
押し戻された。ただ、プラス圏は維持している。
 午前11時11分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
180〜310円高。
 午前11時11分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が976枚。
【日本のCPIは再加速】
 4月の日本の消費者物価指数(CPI)は、総合・前年比が+3.0%、生鮮食品の
除くコア・前年比が+2.8%と伸びが再加速している。日銀の結果公表を控えて追加
利上げの思惑が高まっている。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で11月限は前日比0.31ドル安の70.85ドルで推
移。本日これまでのレンジは70.79〜71.20ドル。
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