【市況】 ゴムRSS3号は、大幅続伸。寄り付きでは、中国の追加の金融緩和策を好感し、上 海夜間が急騰したことを受けて、買いが大きく先行した。活発限月の2月限は、一時4 00円台に乗せた。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが高値圏でのもみ合いとなって いることから、小幅ながら上げ幅を削っている。TSR20は、出来ず。 午前11時51分現在のRSS3号は前営業日比7.8〜12.5円高。活発限月の 2月限は同8.9円高の394.3円、新甫25年9月限は出来ず、推定総出来高は 1161枚(前日夜間取引含む)。 【上海ゴムは続騰だが】 昨日、中国当局から相次いで発表された、追加の金融緩和策や不動産や株式市場への 支援策を背景として、上海ゴムの急騰が続いている。今日の取引では、中心限月の1月 限が一時1万8825元まで上昇した。 ただ、昨日揃って4%以上の上昇となった、上海総合株価指数と香港ハンセン指数 は、今日は寄り付き直後の高値からは徐々に値を削り、伸び悩みをみせている。昨日か ら急騰は、期待から買いであり、ファンダメンタルズの変化はない。中国株式市場が軟 化に転じれば、上海ゴムも地合いを緩める可能性があるので注意はしておきたい。 【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は買いが先行し、前営業日比 4.6〜6.0ント高で推移している。 上海ゴムは、午前11時00分現在、指標限月の2025年1月限は、前営業日比9 20元高の1万8680元で推移している。 MINKABU PRESS
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