プラチナ市況=プラチナが総じて反発、午後は144円台まで円安進行で堅調

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/10          2025/08    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         12,204   +101    12,314  +154  : 2,643.82   -14.45
銀          145.0    0.0     146.9   0.0  : 3,141.00   -21.00
プラチナ     4,558   - 23     4,568  + 22  :   985.47   -13.00
パラジウム   4,700     0     4,700     0  : 1,004.40   -11.59
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    144.40   +2.53  ユーロ・ドル相場   1.1131  -0.0028
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて反発。ニューヨーク安を受けて売
り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の堅調や1ドル=143円台の円安を
受けてプラスサイドに転じた。先限は正午前に11円高で推移。午後に入り、144円
台半ばまで円安進行から24円高まで上げ幅を拡大。終盤に上げ幅を縮小も堅調に引け
た。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが23円安〜27円高、プラチナスポットが
23円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが9076枚、プラチナミニが604枚、プラチナスポット
が4993枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは修正高にとどまる】
 プラチナ先限は夜間取引の前半に9月24日以来の安値となる4468円まで続落。
日中取引に入り、1ドル=144円台の円安、ドル建て現物相場の反発から堅調に推
移。4570円で戻りを抑えられ、小幅高にとどまり、前日の下げに対する修正高のと
どまった、
 中国が一連の景気刺激策を発表後、1日から国慶節の大型連休入りするなか、プラチ
ナ価格はドル建て現物相場、ニューヨークプラチナ期近1月限ともあっさりと1000
ドル割れ。中国が大型連休入りし、実需家からの買いが手控えられるなか、ニューヨー
クプラチナ期近1月限から100ドル台を回復できるかを見極めたい場面。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の980.25ドルから、金堅調につれ
高となった。午後になり986ドル台まで上昇場面があった。
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