[今夜の視点]金・銀=中東情勢や全米雇用報告を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、中東情勢に対する懸念を受
けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の2661.10ドルから、利食い売り
などが出て軟調となったが、2657ドル台で押し目を買われ、2661ドル台まで戻
した。午後に入ると、ドル安一服を受けて戻りを売られ、2645ドル台まで下落し
た。
 イランがイスラエルにミサイルを発射したことに対し、イスラエルが報復を示唆し
た。攻撃の規模を確認したい。株安に振れており、金に換金売りが出るようなら圧迫要
因になりそうだ。一方、今夜は9月の全米雇用報告の発表がある。事前予想は民間部門
雇用者数が12万1000人増(前月9万9000人増)となっている。
<今夜の予定>
・ユーロ圏雇用統計 2024年8月(EUROSTAT)
・全米雇用報告 2024年9月(ADP)
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