−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2024/12 2,679.2 + 9.5 シカゴ大豆 2024/11 1,046.00 -10.00 NY銀 2024/12 3,246.4 + 54.4 シカゴコーン 2024/12 428.25 - 4.25 NYプラ 2025/ 1 1,005.6 - 11.2 NY原油 2024/11 73.71 + 3.61 NYパラ 2024/12 1,000.60 -18.10 ドル・円 146.90 + 0.50 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は146.90円水準で推移 NY為替市場、ドル円は146円台後半での推移となった。この日発表のISM非製 造業景気指数が予想外に強い内容となったことで147円台に再び上昇する場面が見ら れたが147円台に入ると戻り待ちも観測され、伸び悩んだ。 引き続き石破首相の利上げに否定的な見解への変化が円安を誘発。また、FRBの大 幅利下げ期待の後退、そして中東情勢が依然として燻っており、ドル高の地合いになっ ていることもドル円を下支えしている。 ドル円はリバウンド相場の流れに復帰している。円キャリー取引の復活するのではと の指摘もあり、150−155円の水準も視野に入る可能性があるとの強気な声も出て いるようだ。 市場は4日発表の米雇用統計待ち。先週のパウエルFRB議長の発言で市場は11月 の大幅利下げの可能性は後退させているが、年内に計0.75%の利下げの可能性は織 り込んだままの状態。11月の大幅利下げがなければ12月にあると見ているようだ。 米雇用統計が市場の現在の期待を裏付けるか、それとも変化させるか注目される。 ◎NY貴金属=金が反発、ドル高も押し目を買われる ニューヨーク金は反発、銀は続伸。 金12月限は反発。時間外取引では、ドル高を受けて売り優勢となった。欧州時間に 入ると、欧州中央銀行(ECB)の利下げ見通しを受けて下げ幅を拡大した。日中取引 では、米ISM非製造業総合指数の上昇が圧迫要因になったが、押し目を買われた。 銀12月限は金堅調を受けて押し目を買われた。 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。 プラチナ1月限は反落。時間外取引では、ドル高を受けて売り優勢となった。欧州時 間に入ると、欧州中央銀行(ECB)の利下げ見通しや金軟調を受けて下げ幅を拡大し た。日中取引では、米ISM非製造業総合指数の上昇を受けて売り優勢となった。その 後は、ドル高一服や金堅調を受けて下げ一服となった。 パラジウム12月限は米ISM非製造業総合指数の上昇が圧迫要因になったが、ドル 高一服を受けて下げ一服となった。 ◎LME=反落、ドル高や欧米株安を受けて売り優勢 アルミ3カ月物は反落。2682ドルで小高く寄り付いた後も上げ足を伸ばして 2694ドルに達する場面も見られたが、日本の早期利上げ観測の後退に加え、欧州の 追加利下げ観測が浮上したことでドル高が進行したうえ、欧米株式市場が軟調に推移と なったため売り優勢に転じた。一時、2606ドルまで下落したが、2600ドルに接 近するまで値を落としたことで買い戻す動きが広がり、マイナスサイドでの終了ながら 下げ幅を縮小して終えた。 銅3カ月物は反落。1万0100ドルで小高く取引を開始し、アジアの時間帯は1万 0040ドルを下値支持線とする高もみとなった。日本の早期利上げ観測が後退する一 方、欧州の追加利下げ観測が高まるなか、ドル高が進行したことに加え、欧米株式市場 の軟調を受けて欧州の時間帯以降は下値を探る足取りを展開。9月30日以来の水準と なる9845.50ドルまで値を落としたところで下げ渋りに転じた。終盤は9860 ドルを前後する安もみとなり、この水準のまま引けを迎えた。 ◎NY原油=大幅続伸、イスラエルの反撃を警戒 ニューヨーク原油の期近は大幅続伸。 イランの報復攻撃を受けたイスラエルが反撃する見通しであることが相場を押し上げ た。イスラエルと米国は対応を協議しており、ペルシャ湾におけるイランの石油インフ ラが標的の一つとして選択肢になっているもよう。イスラエルがイランの石油施設を攻 撃することを支持するのか質問されたバイデン米大統領は「それについては議論してい る」と述べた。 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。原油相場に連動した。 ◎シカゴ大豆・コーン=大豆は軟調、コーンは小麦安を受け概ね反落 大豆は軟調。 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が引き続き100万トンを上回りなが らも前週を下回ったことや、ドル高傾向が重石となり売り優勢となった。また、ブラジ ル産地の乾燥は引き続き懸念要因ながら、7月26日以来の水準まで急伸した後の転売 が優勢となったことも値を落とす一因となった。 コーンは概ね反落。 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高は強気な内容だったものの、今週に入 って続伸となり、週初めの416.50セントから前日には6月26日以来の高水準と なる434.25まで値を切り上げた後で修正のための転売が出たことや、小麦の下落 を受けて売り優勢で運ばれた。 MINKABU PRESS *LME市況を更新。
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