−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/12 431.50 433.25 427.50 428.25 - 4.25 2025/03 448.75 450.50 445.00 446.00 - 4.00 2025/05 457.75 459.25 454.00 455.00 - 3.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 338,379 400,350 1,498,938 (+ 14,764) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(9月26日までの週) コーン:168万4100トン(事前予想レンジ:80万〜150万トン) 小 麦: 44万3700トン(事前予想レンジ:30万〜 60万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(10月9日−10月13日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは概ね反落。終値の前営業日比は4.25セント安〜0.50セント高。中心 限月の12月限は4.25セント安の428.25セント。 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高は強気な内容だったものの、今週に入 って続伸となり、週初めの416.50セントから前日には6月26日以来の高水準と なる434.25まで値を切り上げた後で修正のための転売が出たことや、小麦の下落 を受けて売り優勢で運ばれた。 12月限は431.50セントで取引を開始。すぐに値位置を切り上げアジアの時間 帯のほとんどを432〜433セントの高値圏で高下し、そのなかで433.25セン トの高値を記録した。欧州の時間帯を迎えると軟化に転じながらも430セント割れに 抵抗を見せたほか、シカゴの時間帯には強気な輸出を受けて買い戻されたが終盤に売り 崩されて引け間際に427.50セントの安値に到達。安値でもちあったまま引けを迎 えた。 米農務省(USDA)が発表した9月26日までのコーン週間純輸出成約高は168 万4100トンで前週の53万5000トンを大幅に上回った。また、今年度の累計純 輸出成約高は1642万7700トンで前年同期の1438万4500トンを約14% 上回っている。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは中西部北部では気温が低下しているが、それ以外の地域では暖かな 気温が広がり3日の最高気温はミズーリ州の一部地域では32℃に達している。 今週は週後半には風が強まり、これを受けてネブラスカ州およびダコタ州などでは 山火事が発生するリスクが高まるだろう。メキシコ湾岸地域では熱帯性低気圧が発達す る可能性は低下しているが、今後数日は局地的な豪雨が発生する見込み。 6〜10日間予報に関しては10月8〜12日にかけて気温は全国的に平年並〜平年 を上回るが、米東部の一部では平年以下〜平年並にとどまるだろう。一方の雨量は全国 的に平年以下〜平年並が見込まれる。 シカゴ小麦は期近から反落。中心限月の期近12月限は前日の堅調地合いを引き継ぎ 一時は前日の高値617.25セントに顔合わせするなど、強い足取りを見せていた が、ロシア産地での降雨や米農務省(USDA)輸出成約高が事前予想の平均で伸び悩 んだことを受けて軟化。前日比11.75セント安の603.50セントで取引を終え た。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約) 米プレーンズではカンザス州、オクラホマ州、テキサス州では気温が上昇。その他の 地域では降雨の発生がない中、気温が低下。ノースダコタ州以外では土壌水分の乾燥が 進行しており、冬小麦の生育に与える影響が警戒されるが、その一方で夏穀物の成熟お よび収穫は進行。 米南部ではフロリダ州以外では気温が上昇するなか、降雨は発生せず。アパラチア山 脈南部では降雨の発生がないなかハリケーン後の復旧作業が進められている。ハリケー ン・ヘレーヌは過去60年間で2017年のマリア、2005年のカトリーナ、19 69年のカミールに次ぐ4番目に大きな被害をもたらした。 今日の材料 ・コーンベルトでは中西部北部では気温が低下しているが、それ以外の地域では暖かな 気温が広がる。 ・プレーンズでは乾燥が続いており冬小麦の生育への影響が警戒される。 ・9月26日までのコーン週間純輸出成約高は168万4100トンで前週の53万 5000トンを大幅に上回る。 MINKABU PRESS
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