−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/11 1,053.75 1,056.25 1,041.75 1,046.00 -10.00 2025/01 1,070.75 1,074.50 1,060.25 1,064.50 - 9.75 2025/03 1,086.50 1,089.25 1,075.25 1,079.75 - 9.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 323,558 260,451 871,525 (+ 6,150) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(9月26日までの週) 大 豆:144万4500トン(事前予想レンジ:100万〜220万トン) 大豆粕: 18万7900トン(事前予想レンジ: 15万〜 65万トン) 大豆油: 3万1300トン(事前予想レンジ: 0〜 2万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(10月9日−10月13日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は軟調。終値の前営業日比は10.00〜5.75セント安。中心限月の11月 限は10.00セント安の1046.00セント。 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が引き続き100万トンを上回りなが らも前週を下回ったことや、ドル高傾向が重石となり売り優勢となった。また、ブラジ ル産地の乾燥は引き続き懸念要因ながら、7月26日以来の水準まで急伸した後の転売 が優勢となったことも値を落とす一因となった。 11月限は1053.75セントで取引を開始。その後、すぐに軟化に転じながらも アジアの時間帯は1050セント割れに抵抗を見せた。ただ欧州の時間帯も軟調な足取 りが続き一時は1041.75セントの安値まで軟化。シカゴの時間帯にはUSDA週 間純輸出成約高を受けて持ち直す場面が見られ、一時は1056.25セントまで値を 戻したが、戻り待ちの売りに崩されて2ケタの下げ幅を記録して終えた。 米農務省(USDA)が発表した9月26日までの大豆週間純輸出成約高は144万 4500トンで前週の157万4800トンから減少。今年度の累計純輸出成約高は 1894万1600トンで、前年度同期の1845万2200トンを約2.7%上回っ ている。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは中西部北部では気温が低下しているが、それ以外の地域では暖かな 気温が広がり3日の最高気温はミズーリ州の一部地域では32℃に達している。 今週は週後半には風が強まり、これを受けてネブラスカ州およびダコタ州などでは 山火事が発生するリスクが高まるだろう。メキシコ湾岸地域では熱帯性低気圧が発達す る可能性は低下しているが、今後数日は局地的な豪雨が発生する見込み。 6〜10日間予報に関しては10月8〜12日にかけて気温は全国的に平年並〜平年 を上回るが、米東部の一部では平年以下〜平年並にとどまるだろう。一方の雨量は全国 的に平年以下〜平年並が見込まれる。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約) 米プレーンズではカンザス州、オクラホマ州、テキサス州では気温が上昇。その他の 地域では降雨の発生がない中、気温が低下。ノースダコタ州以外では土壌水分の乾燥が 進行しており、冬小麦の生育に与える影響が警戒されるが、その一方で夏穀物の成熟お よび収穫は進行。 米南部ではフロリダ州以外では気温が上昇するなか、降雨は発生せず。アパラチア山 脈南部では降雨の発生がないなかハリケーン後の復旧作業が進められている。ハリケー ン・ヘレーヌは過去60年間で2017年のマリア、2005年のカトリーナ、19 69年のカミールに次ぐ4番目に大きな被害をもたらした。 大豆製品は、大豆粕は大豆の軟調に追随する売りが見られたうえ、原油高から堅調で 運ばれた大豆油とのストラドルに絡んだ売りが入ったため下げ幅が大きくなった。大豆 粕12月限は前日比7.90ドル安の332.50ドルで終了。 今日の材料 ・コーンベルトでは中西部北部では気温が低下しているが、それ以外の地域では暖かな 気温が広がる。 ・プレーンズでは乾燥が続いており冬小麦の生育への影響が警戒される。 ・9月19日までの大豆週間純輸出成約高は157万4700トンで前週の175万 6400トンから減少。 MINKABU PRESS
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