プラチナ市況=プラチナが続伸、現物高が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/10          2025/08    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         12,518    +34    12,554   +24  : 2,666.15   +12.41
銀          149.0    0.0     149.0   0.0  : 3,218.00   +58.00
プラチナ     4,713    +18     4,714   +22  : 1,003.30    +4.69
パラジウム   4,700      0     4,700     0  : 1,011.80   +10.00
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    146.04   -0.44  ユーロ・ドル相場   1.1031  +0.0004
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ニューヨーク安を受けて売り優勢
で始まったのち、ドル建て現物相場の堅調を受けて期先2本がプラスサイドに転じた。
午後に入ると、他の限月も上昇した。パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが7〜25円高、プラチナスポットが13円
高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが8240枚、プラチナミニが762枚、プラチナスポット
が3285枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル高が圧迫も金堅調につれ高】
 プラチナ先限は4719円まで上昇した。ドル建て現物相場の上昇が支援要因になっ
た。円相場は1ドル=146円台後半で円安が一服した。
 プラチナは米ISM非製造業総合指数の上昇によるドル高が圧迫要因になったが、金
堅調を受けて押し目を買われた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しに変わり
がないことや中東情勢に対する懸念が金の支援要因になった。今夜は9月の米雇用統計
の発表がある。一方、中国の景気刺激策に対する期待感も支援要因である。香港株が反
発しており、国慶節明けの中国市場の行方も来週の焦点である。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の994.11ドルから、買い優勢とな
った。午後に入ると、1005ドル台まで上昇した。
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