10月1日から上海ゴム相場は国慶節の連休入りしており、8日には約1週間ぶりに 取引が再開される。ここで上昇地合を追認するのか、調整局面入りの動きを見せるのか が注目される。国慶節の連休前には中国政府が相次いで景気刺激策を打ち出したことも あり、ロンドン非鉄金属相場は堅調だった。また、中東情勢の緊迫化で原油相場の値位 置は大きく切り上がっている。産地の豪雨傾向にも変化は見られない。こうした環境を 背景に上昇地合が再開されると、買い安心感が強まる。一方、こうした買い材料が多い 地合にもかかわらず上海ゴム相場で調整売りが膨らむようであれば、調整局面入りのリ スクが高まる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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