プラチナ市況=プラチナが続伸、金の一段高からジリ高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/10          2025/08    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         12,807   +117    12,865  +119  : 2,674.82   +31.35
銀          140.1   -8.9     154.8  +3.4  : 3,167.00   +67.00
プラチナ     4,755    +35     4,777   +59  :   994.50   +11.78
パラジウム   4,900   -100     4,900  -100  : 1,016.53   - 0.79
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    149.25   -0.23  ユーロ・ドル相場   1.0899  +0.0012
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ドル建て現物相場の上昇を受けて
買い優勢で始まった。その後は、円高一服やドル建て現物相場の上昇を受け堅調に推
移、先限は正午前に45円高で推移。午後は金の一段高からジリ高となり、一時60円
超の上昇となった。
 パラジウムの商いは成立しなかった。帳入値が100円安。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが35〜59円高、プラチナスポットが35
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが7372枚、プラチナミニが764枚、プラチナスポット
が1958枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は堅調に推移も銅・ゴム・軟調が気掛かり】
 プラチナ先限は夜間取引で4672円まで反落。夜間取引の後半から持ち直し、日中
取引で地合いを引き締めた。金堅調に支援され、午後に4784円まで上昇。前日の高
値4800円に届かなかったが、終盤も堅調に推移した。
 中国が相次いで経済刺激政策を発表したが、期待感は一巡。今日の上海総合指数は反
発しているが、月末の全国人民代表大会(全人代)までは、リスクオフと隣り合わせの
環境が続きそうだ。15日の海外市場で金、銀は上昇したが、工業品需要の多い銅、原
油、ゴムが軟調に推移したことが気掛かり。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の988.40ドルから、ドル高一服を
受けて買い優勢となり、午前11時前に990ドル乗せ。11時以降も買い優勢とな
り、午後になり、996ドル台まで上昇。993ドル台まで上げ幅を縮小後に一段高と
なり、午後4時前に1000ドル台に乗せた。
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