米金利低下とドル高が共存する環境だが、金相場は金利低下の買いが優勢だった。債 券市場では、利下げ期待織り込みの過熱感がほぼ解消されている。年内2回の会合で合 計0.50%の利下げが織り込まれている。11月か12月の利下げ見送りだと年末ま でにもう一度調整局面が求められるが、大規模な値下がりは不要との安心感がある。一 方、欧州中央銀行(ECB)は本日の金融政策で前月に続いて利下げを合意する見通 し。従来は慎重な利下げを志向していたが、欧州経済にそうした余裕がなくなってい る。ユーロ安がドル高を促していることはネガティブだが、世界的な利下げ圧力の強さ が確認されていることの方が、金市場では重視されている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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