プラチナ市況=プラチナが続伸、現物相場が1000ドル台に乗せ堅調

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/10          2025/08    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         12,885   + 78    12,932  + 67  : 2,681.69   + 6.87
銀          149.0   +8.9     154.8   0.0  : 3,143.00   -24.00
プラチナ     4,817    +62     4,821   +44  : 1,001.80   + 7.30
パラジウム   4,900      0     4,900     0  : 1,023.47   + 6.94
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    149.54   +0.29  ユーロ・ドル相場   1.0852  -0.0047
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ニューヨーク高、円小幅安を受け
て買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇を受けて堅調に推移し、先
限は正午前に46円高で推移。午後に入るとドル建て現物相場が1000ドル台に乗せ
堅調に推移から上げ幅を拡大場面があった。高値を離れたが、堅調に引けた。先限25
年8月限が一代高値を更新。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが44〜62円高、プラチナスポットが49
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが9245枚、プラチナミニが929枚、プラチナスポット
が2760枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は強気相場に転換】
 プラチナ先限は午前中に上げ幅を拡大し、4837円の高値をつけた。7月31日の
高値4828円を上抜き、7月24日以来の高値をつけた。上げ幅を縮小も4800円
割れはなく、高もちあい商状。日経平均株価が朝高を維持できず、軟化と外部環境は必
ずしも強気材料ばかりではないが、金の上値追い継続に比べ出遅れ感が強いこと、25
年8月限が一代高値を更新し、売り方の損切りの買い戻し増加などで強気相場に転換し
た。ニューヨークプラチナ期近1月限、ドル建て現物相場とも1000ドル台を回復。
これまで1000ドル台定着することができなかった。1000ドル台で定着ができる
かに注目。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の998.19ドルから、金堅調につれ
高となった。午後は1000ドルを挟んで推移後、大台維持。
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