[今日の視点]貴金属=総じて続伸、NY高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、総じて続伸して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高と円安を受けて
買い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場の下落
を受けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は10.76ドル高
の2692.45ドル、銀が25セント高の3168セント、プラチナが8.08ドル
安の993.72ドル、パラジウムは17.33ドル高の1040.80ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=150.21/23円で、前営業日の
大引け時点から0.76円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が1万3040円前後、銀は155.0円前後、プラチナ
は4805円前後、パラジウムは4900円前後。
【NY金は予想以上の米小売売上高も押し目を買われる】
 金はきのうの海外市場では、予想以上の米小売売上高が圧迫要因になったが、押し目
を買われた。
 金は押し目を買われ、史上最高値を更新した。9月の米小売売上高は前月比0.4%
増と、市場予想の0.3%増を若干上回った。また米新規失業保険申請件数は、前週比
1万9000件減の24万1000件となった。市場予想は26万件だった。ドル高に
振れたが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しに変わりはなく、押し目を買わ
れた。また欧州中央銀行(ECB)はユーロ圏でインフレが一段と抑制される一方、景
気見通しは悪化しているとの認識を示し、中銀預金金利を0.25%ポイント引き下げ
3.25%とした。
 イスラエルのカッツ外相は、イスラム組織ハマスの最高指導者シンワル氏がパレスチ
ナ自治区ガザで「イスラエル軍によって殺害された」と発表した。
 銀はきのうの海外市場では、金堅調が支援要因になったが、ドル高に上値を抑えられ
た。
【NYプラチナは金堅調が支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、金堅調が支援要因になったが、ドル高を受けて上
げ一服となった。
 プラチナは金堅調が支援要因になった。予想以上の米小売売上高も米連邦準備理事会
(FRB)の利下げ見通しに変わりはなく、金に押し目買いが入った。ただドル高に上
値を抑えられた。欧州中央銀行(ECB)理事会が利下げを決定したことも支援要因だ
が、ドル建て現物相場は1000ドル台を維持できずに上げ一服となった。
<今日の予定>
・消費者物価指数 2024年9月(総務省)
・中国住宅価格指数 2024年9月(国家統計局)
・中国国内総生産 2024年7-9月期(国家統計局)
・中国小売売上高 2024年9月(国家統計局)
・中国鉱工業生産 2024年9月(国家統計局)
・英小売売上高 2024年9月(国立統計局)
・ユーロ圏国際収支 2024年8月(ECB)
・米住宅着工・許可件数 2024年9月(商務省)
・建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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