−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/ 1) 1029.2 1053.4 1028.6 1033.6 + 3.9 (25/ 4) 1039.8 1062.1 1038.4 1042.8 + 3.9 パラジウム (24/12) 1069.50 1173.00 1068.50 1163.90 + 99.20 (25/ 3) 1089.00 1179.00 1089.00 1172.10 + 98.30 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 27,761 25,936 82,356 (+ 859) パラジウム 10,682 2,702 17,403 (+ 139) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 42,374.36 - 140.59 前日 152.75/77 1.0782/84 ・ナスダック 18,415.49 + 138.84 本日 151.82/84 1.0828/30 ・10年米国債利回り 4.20 - 0.04 ・NY原油 (24/12) 70.19 - 0.58 ・SPDR保有金残高 893.80 - 1.44 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は反発。前日比はプラチナが3.9〜5.2ドル高、中 心限月の1月限が3.9ドル高、パラジウムが97.10〜103.50ドル高、中心 限月の12月限は99.20ドル高。 プラチナ1月限は反発。時間外取引では、米国債の利回り低下や金堅調を受けて買い 優勢となった。欧州時間に入ると、買い戻されて上値を伸ばした。日中取引では、予想 以上の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値を受けて上げ一服となった。 パラジウム12月限は米国債の利回り低下を受けて買い戻し主導で上昇した。 プラチナ1月限は時間外取引を1028.6〜1053.4ドルのレンジで推移し、 前日比15.9ドル高の1045.6ドルとなった。1月限は安寄りしたのち、米国債 の利回り低下や金堅調を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、買い戻されて上 値を伸ばした。 日中取引では、ドル安となったが、予想以上の米総合購買担当者景気指数(PMI) 速報値を受けて1051.5ドルで戻りを売られた。ただ米連邦準備理事会(FRB) の利下げ見通しに変わりはなく、1029.6ドルで押し目を買われた。 米新規失業保険申請件数は、前週比1万5000件減の22万7000件となった。 市場予想は24万2000件だった。10月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速 報値は54.3と、9月の54.0から上昇した。 パラジウム12月限は、時間外取引を1068.50〜1169.00ドルのレンジ で推移し、前日比69.80ドル高の1134.50ドルとなった。12月限は高寄り したのち、米国債の利回り低下を受けて買い戻し主導で上昇した。 日中取引は、予想以上の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が圧迫要因にな ったが、1122.50ドルで押し目を買われると、1173.00ドルまで上昇し た。 23日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの14万1428 オンス、パラジウムは同変わらずの3万8531オンス。 今日の材料 ・10月の英国の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.7と9月の 52.6から低下し、11カ月ぶりの低水準となった。労働党政権が初めて発表する予 算案を巡る不透明感が企業マインドを冷やし、今年初めて採用を縮小した。 ・10月のユーロ圏HCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は内外の需要が 低迷し、49.7と2カ月連続で好不況の節目である50を下回った。9月は 49.6、市場予想は49.8。 ・ドイツ連銀(中央銀行)が発表した月報によると、経済縮小にもかかわらず購買力が 戻るなか国内賃金は依然として勢いよく伸びている。 ・米新規失業保険申請件数は、前週比1万5000件減の22万7000件となった。 市場予想は24万2000件だった。 ・ 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル独連邦銀行(中銀)総裁は、9 月のインフレ率は低水準となったが、ECBは「性急に」インフレ対策を終了すべきで はなく、今後発表されるデータを注視すべきとの見解を示した。 ・10月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は54.3と、9月の54.0 から上昇した。堅調な需要を背景に米企業活動は拡大したほか、モノやサービスの値上 げペースが約4年半で最も緩やかとなり、米経済が第4四半期に好調な出だしを切った ことを示唆した。 ・9月の米新築一戸建て住宅販売戸数は年率換算で前月比4.1%増の73万8000 戸となった。住宅ローン金利の低下を背景に買い手が殺到し、2023年5月以来、約 1年半ぶりの高水準となった。市場予想は72万戸だった。 ・米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は、インフレ圧力は低下傾向にあるもの の、望ましい水準にはまだ達しておらず、インフレ対応で任務が完了したと宣言するの は尚早との考えを示した。 ・イングランド銀行金融政策委員会(MPC)のマン委員は、足元の英国のインフレ率 低下を歓迎する一方、中期的に2%のインフレ目標を達成するには、物価抑制に「なお 長い道のり」があるとの見方を示した。 MINKABU PRESS
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