−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/ 1) 1062.7 1064.6 1018.9 1021.7 - 37.6 (25/ 4) 1069.5 1073.1 1028.9 1030.8 - 37.4 パラジウム (24/12) 1217.50 1220.00 1132.00 1154.10 - 74.20 (25/ 3) 1227.50 1228.00 1143.50 1164.00 - 73.70 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 21,126 21,373 86,344 (+ 881) パラジウム 5,569 5,620 17,810 (- 126) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 42,141.54 - 91.51 前日 153.36/38 1.0817/19 ・ナスダック 18,607.93 - 104.82 本日 153.40/42 1.0856/58 ・10年米国債利回り 4.28 + 0.01 ・NY原油 (24/12) 68.61 + 1.40 ・SPDR保有金残高 889.78 - 1.72 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は反落。前日比はプラチナが37.6〜36.2ドル 安、中心限月の1月限が37.6ドル安、パラジウムが75.50〜73.70ドル 安、中心限月の12月限は74.20ドル安。 プラチナ1月限は反落。時間外取引では、金堅調が支援要因になったが、利食い売り に上値を抑えられた。欧州時間に入ると、戻りを売られて軟調となった。日中取引で は、予想以上の全米雇用報告や米国債の利回り上昇を受けて売り優勢となった。 パラジウム12月限は予想以上の全米雇用報告や米国債の利回り上昇を受けて売り優 勢となった。 プラチナ1月限は時間外取引を1038.1〜1064.6ドルのレンジで推移し、 前日比20.8ドル安の1038.5ドルとなった。1月限は高寄りしたのち、金堅調 が支援要因になったが、利食い売りに上値を抑えられた。欧州時間に入ると、戻りを売 られて軟調となった。 日中取引では、予想以上の全米雇用報告を受けて売り優勢となった。その後は、米国 内総生産(GDP)が予想以下となったが、米国債の利回り上昇を受けて下げ幅を拡大 し、1018.9ドルまで下落した。 10月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は23万3000人増となった。 市場予想の11万4000人増を上回った。一方、第3四半期の米国内総生産(GD P)速報値は前期比2.8%増と市場予想の3.0%増を下回った。ただ米国債の利回 りが上昇し、プラチナの圧迫要因になった。 パラジウム12月限は、時間外取引を1169.50〜1220.00ドルのレンジ で推移し、前日比47.80ドル安の1180.50ドルとなった。12月限は安寄り したのち、ドル安や他の貴金属の堅調が下支えになったが、戻りは売られた。欧州時間 に入ると、売り圧力が強まった。 日中取引では、予想以上の全米雇用報告を受けて売り優勢となった。その後は、米国 内総生産(GDP)が予想以下となったが、米国債の利回り上昇を受けて下げ幅を拡大 し、1132.00ドルまで下落した。 29日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの13万9385 オンス、パラジウムは同変わらずの3万8531オンス。 今日の材料 ・第3四半期のユーロ圏の域内総生産(GDP)速報値は前期比0.4%増加し、市場 予想の0.2%増を上回る伸びとなった。しかし工業部門はリセッション(景気後退) に陥り、個人消費もほとんど伸びておらず、依然として弱さが残ることが示された。 ・10月の独消費者物価指数(CPI)速報値は欧州連合(EU)基準(HICP)で 前年同月比2.4%上昇した。前月の1.8%から加速し、市場予想の2.1%も上回 った。 ・10月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は23万3000人増だった。ハ リケーンやストライキによる一時的な混乱への懸念にもかかわらず急増した。市場予想 は11万4000人増だった。 ・第3四半期の米国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比2.8%増だった。 インフレ低下と力強い賃金上昇が個人消費をけん引し、堅調な成長ペースを維持した。 市場予想は3.0%増。第2四半期は3.0%増だった。変動の大きい食品とエネルギ ーを除いたコア個人消費支出(PCE)価格指数は2.2%上昇。第2四半期の2.8 %上昇から大幅に伸びが鈍化した。 ・9月の米中古住宅販売仮契約指数は前月比7.4%伸びて75.8となった。半年ぶ りの高水準。市場予想は1.0%上昇だった。 ・欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は、ユーロ圏のインフレ率がECB が目標とする2%を下回る可能性は低く、段階的な利下げが適切になるとの見解を示し た。 ・米国は、ロシアのウクライナ侵攻に対する既存の制裁措置の回避を阻止することを目 的に、12カ国以上の約400の団体と個人を対象に新たな制裁を科した。 MINKABU PRESS
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