プラチナ午前=プラチナが上昇、場中に円が153円台に反落で上げ幅拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが上昇。ニューヨーク反発を受け、ドル建
て現物相場が990ドル台に上昇を受け、序盤から堅調に推移。朝方、1ドル=151
円台前半で推移していた円相場が153円台まで大幅反落から上げ幅を拡大した。出来
高はさほど多くないが、50円超の上昇となる限月が続出した。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時32分現在の前営業日比は、プラチナが41〜57円高、プラチナミニ
が26.5〜59.5円高、プラチナスポットが154円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時32分現在の出来高は、プラチナが4693枚、プラチナミニが359
枚、プラチナスポットが1314枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは円大幅反落や金の反騰で堅調に推移】
 プラチナはドル建て現物相場は990ドル台で足踏みながら、円の大幅反落、金がプ
ラスサイドに反騰に支援され、堅調。日経平均株価の大幅続伸から投資家心理が強気に
改善していることも追い風。
 プラチナ先限は夜間取引で4896円まで上昇。4900円の節目が抵抗線となり、
夜間取引の後半で4844円まで上げ幅を縮小した。日中取引は4896円までジリ高
となり、夜間取引の高値に顔合わせした。4900円の節目を超えると、短期線の5日
間移動平均線が通る4933円が次の高値のメドになる。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は堅調。午前9時に1000ドルを試す上昇となった
が、買いが続かず、995ドル割れまで軟化。990ドル接近まで下落後に993ドル
台に戻している。
 午前11時30分現在、プラチナは993.16ドル、パラジウムが1052.37
ドルで推移。前営業日の大引け時点はプラチナが986,58ドル、パラジウムが10
81.80ドル。
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