[今夜の視点]海外原油=堅調か、トランプ・リスクが相場を支援へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油12月限は前日比0.42ドル安の68.01ドルで
推移。本日これまでのレンジは67.96〜68.35ドル。
 今晩の海外原油は堅調か。今週の石油輸出国機構(OPEC)の月報で需要見通しが
下方修正されたことで供給過剰懸念が強まるわけでもなく、海外原油は下げ渋りつつあ
る。本日は国際エネルギー機関(IEA)が月報を公表し、需要見通しの修正が注目さ
れるものの、OPEC月報後の値動きからすると、内容がどうであれ弱気な反応は想定
しづらい。需給見通しの変化よりも、トランプ次期米政権の顔ぶれがはらむリスクのほ
うが材料視されやすのではないか。イランと対立するイスラエルを、トランプ次期大統
領は何が何でも支援する構えで、対立の激化を警戒しておくべきである。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】19:00 国内総生産 2024年7-9月期改定(EUROSTAT)
【経済】19:00 鉱工業生産 2024年9月(EUROSTAT)
◆ アメリカ ◆
【経済】22:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】22:30 生産者物価指数 2024年10月(労働省)
【工業】11/15 01:00 週間石油統計(EIA)
【納会】--:-- 大豆 2024年11月限(CBOT)
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