[今夜の視点]金・銀=米小売売上高や米鉱工業生産を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、上げ一服。きのうの海外市場では、トリプルレッドによる
ドル高が圧迫要因になったが、トランプトレードが一服すると、買い戻されて下げ一服
となった。アジア市場では、朝方の2565.79ドルから、ドル安を受けて6571
ドル台まで上昇したが、戻りは売られ、2563ドル台まで下落した。午後に入ると、
ドル安を受けて押し目を買われたが、2570ドル台で上げ一服となった。
 トランプトレードが一服し、買い戻し主導で上昇したが、パウエル米連邦準備理事会
(FRB)議長が利下げを急ぐ必要はないとの見方を示したことが上値を抑える要因で
ある。今夜は10月の米小売売上高や米鉱工業生産などの発表がある。米FRBの利下
げ観測が後退すると、戻りを売られるとみられる。
<今夜の予定>
・米小売売上高 2024年10月(商務省)
・米輸出入物価指数 2024年10月(労働省)
・米製造業景況指数 2024年11月(ニューヨーク連銀)
・米鉱工業生産・設備稼働率 2024年10月(FRB)
・米企業在庫 2024年9月(商務省)
・建玉明細報告(CFTC)
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