[今夜の視点]海外原油=売り買い交錯か、値動きの主軸は不透明

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油12月限は前日比0.73ドル安の67.97ドルで
推移。本日これまでのレンジは67.97〜68.64ドル。
 今晩の海外原油は売り買い交錯か。今週は週初に大きく下げが、その後は目立った値
動きが見られず、週末にかけてどっちつかずの値動きが続く可能性がある。石油輸出国
機構(OPEC)や国際エネルギー機関(IEA)の月報を受けても、来年の供給過剰
見通しを手がかりとした売りは続かず、トランプ新政権によるイラン制裁リスクに焦点
が当たるわけでもなく、値動きの主軸が不透明である。昨年からレンジ相場が続くなか
でも、足元では値動きがさらに煮詰まってきているような印象もあり、次の流れを示唆
する値動きを待つ段階にあると思われる。
<今夜の予定>
◆ オーストラリア ◆
【経済】09:30 雇用統計 2024年10月(連邦統計局)
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】19:00 国内総生産 2024年7-9月期改定(EUROSTAT)
【経済】19:00 鉱工業生産 2024年9月(EUROSTAT)
◆ アメリカ ◆
【経済】22:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】22:30 生産者物価指数 2024年10月(労働省)
【工業】11/15 01:00 週間石油統計(EIA)
【納会】--:-- 大豆 2024年11月限(CBOT)
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