プラチナ午前=プラチナが続伸、現物高・円安から買い優勢も上値重い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ニューヨーク小幅高、ドル建て現
物相場が970ドル台に上昇、場中、円相場が1ドル=154円台後半に下落から買い
優勢。ただし出来高が伸び悩み、上値重く推移。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時20分現在の前営業日比は、プラチナが14〜30円高、プラチナミニが
3.0円安〜23.5円高、プラチナスポットが163円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時20分現在の出来高は、プラチナが5562枚、プラチナミニが636
枚、プラチナスポットが1074枚、パラジウムが0枚。
【金の上げ幅拡大に支援されるも閑散商いで上げ幅は限定的】
 プラチナは10円超から30円超の上昇にとどまり、上げ幅は限定的。金が上げ幅を
拡大し、120円超の上昇まで上げ幅を拡大に支援されているが、プラチナは閑散商い
で上げ幅は限定的。株式市場と同様に今夜発表の米半導体メーカーのエヌビディアから
決算待ちムード。
 米株式市場でナスダック指数が堅調に推移している。エヌビディアの決算が市場予想
を上回り。米ハイテク株が強気となれば、自動車、電機、機械セクターもリスクオンと
なり、プラチナ市場には追い風とる。
 プラチナ先限は夜間取引の後半からジリ高となり、夜間引け前に4858円まで上昇
した。日中取引は10円高の4836円で買い拾われ、堅調に推移。その後、4553
円で上値は抑えられている。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方、971ドル台で推移。午前10時過ぎ
に970.70ドルまでジリ安も買い拾われ、975ドル近くまで再浮上。
 午前11時15分現在、プラチナは974.89ドル、パラジウムが1032.48
ドルで推移。前営業日の大引け時点はプラチナが969.50ドル、パラジウムが
1007.95ドル。
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