トウモロコシは、良好な輸出環境で安値修正が進んでいたが、改めて上値が重くなっ ている。米国で収穫期は終わったが、潤沢な供給量が確保されている。また、南米の供 給環境も安定している。ウクライナ情勢の緊迫化で小麦相場が反発していることに注意 が必要だが、戻り売り優勢の地合を否定するには至らないだろう。チャートは435セ ント水準でダブルトップを形成している。まずは410セント割れが打診される見通 し。 大豆は、良好な輸出環境、植物油相場高で地合を引き締めていたが、戻り売り優勢に なっている。米国では収穫作業が終わったが、潤沢な供給の確保が確定した。また、南 米では作付け期が終盤だが、総じて安定した気象環境が維持されている。来年以降は米 中間の貿易紛争も警戒される。このため輸出堅調な状態を前提にしても、修正高の有無 の目線に留まる。950〜1000セント水準にレンジが切り下がる見通し。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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