石油午前=大幅安、イスラエルとヒズボラは一時停戦へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は大幅安。イスラエルのパレスチナ侵攻に対抗するため、レバノンの
イスラム組織ヒズボラはイスラエル軍と戦闘を続けていたが、米国の強い仲介もあって
早ければ本日にも一時停戦が合意に至る見通しであることが相場を圧迫している。トラ
ンプ米次期大統領が、就任直後に中国に追加で10%、メキシコとカナダに25%の関
税を課すと発表したことも圧迫要因。世界経済の混乱が警戒されている。円相場は1ド
ル=153円後半まで一時円高・ドル安となった。東京時間帯は円買いがやや優勢。時
間外取引でニューヨーク原油は売り優勢。
 日中取引開始後、原油の2025年4月限は下げ幅を拡大。夜間取引の安値を下回
り、6万6750円まで下落した。
 午前11時12分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1960〜1490円安。
 午前11時12分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1312枚。
【イスラエル軍、イランの報復攻撃を警戒】
 イスラエルのハアレツ紙によると、イスラエル軍は今後72時間位内にイランがイス
ラエルを攻撃すると想定している。先月、イスラエル軍はイラン各地を空爆したが、イ
ランは今のところの報復を見送っている。
【海外原油夜間取引=売り優勢】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.06ドル安の68.88ドルで推移。
本日これまでのレンジは68.57〜69.08ドル。
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