石油午前=下落、レバノン南部の停戦合意が引き続き重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。イスラエルとレバノンのイスラム組織ヒズボラが停戦合意に
至ったことが海外原油を圧迫しているほか、円高・ドル安が重し。円相場は1ドル=
152円半ばまで円買いが優勢となっている。米石油協会(API)が発表した米週間
石油在庫統計で原油在庫は減少したが、時間外取引のニューヨーク原油は売りがやや優
勢で、目立った反応を示していない。
 日中取引開始後、原油の2025年4月限は下落。6万6300円まで水準を切り下
げた。ただ、夜間取引の安値を下回るような展開にはなっていない。
 午前11時09分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
950〜660円安。
 午前11時09分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1047枚。
【米エクソン・モービル、急激な増産は困難】
 米石油大手エクソン・モービルの幹部は、トランプ次期政権のもとで生産を大幅に増
やす可能性は低いとの認識を示した。コストや採算性、品質などを考慮すると掘削を加
速させることは難しいという。
【海外原油夜間取引=売り優勢】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.11ドル安の68.66ドルで推移。
本日これまでのレンジは68.62〜68.95ドル。
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